2009年9月の政権交代以降、マニフェストや事業仕分けなど、政策面での転換が起こるのかどうか、またその是非をどう考えるかに、主たる注目が集まってきました。しかし、与野党の構成が全面的に入れ替わる政権交代の影響は、政策決定過程にも強く及んでいると考えられます。
法学研究科附属法政実務交流センターでは、政権交代が政策決定過程に対していかなる影響を与えたのかについて考えるシンポジウムを、下記の要領で開催することにしました。具体的には、政策決定過程の中でも意外に知られていない国会運営のあり方に焦点を合わせ、実務家・ジャーナリスト・研究者を学外からお招きし、現状認識と今後の課題について論じていただきます。
シンポジウムは、学生や一般市民の方々にもご参加いただけます(無料)。多数のご来聴をお待ちしております。
日時
2011年1月22日(土曜日) 午後2時00分~5時00分
場所
京都大学 楽友会館 2階 会議・講演室
(吉田二本松町、東山近衛交差点東入る、市バス「近衛通」下車)
登壇者
白井 誠 氏(衆議院総務調査室長)
「国会運営の理論と実務: その変容に注目して」
金井 辰樹 氏(東京新聞政治部次長)
「政治主導の限界: ねじれ国会での熟議」
飯尾 潤 氏(政策研究大学院大学副学長・教授)
「岐路に立つ日本型国会運営: 論点と展望」
※各登壇者による基調報告の後、パネルディスカッションを行います。
司会
待鳥聡史 法学研究科教授
聴講費
無料
申し込み・問い合わせ先
会場準備の都合上、ご参加いただける方は、下記事務担当者あてに前日までにご連絡ください。
法学研究科総務掛 堀川
TEL: 075-753-3243
E-Mail: kenji.horikawa*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
主催
法学研究科附属法政実務交流センター
公共政策大学院