私たちの身体は約60兆個の細胞でできていますから、実に膨大な数の部品でできていることになります。しかし、細胞は機械の部品とは大いに違って、一つ一つが「からだ」全体を作るための設計図をDNAの形で持っています。このことで、生き物には機械にはない自己修復や再生する能力が備わることになります。
私たちの「からだ」は、このような細胞たちが織りなす細胞社会なのです。世界の人口が65億の人間社会になぞらえると、これは誠に巨大な社会といえます。そのうえ、細胞「間」の空間は細胞自身が作り出した様々な物質で満たされていて、これこそが私たちの身体の実感となっています。この公開講演会では、細胞たちがどのようにこの細胞外空間に働きかけて「からだ」を作り、維持しているのかについて考えてみましょう。
多数の方々のご来場を心よりお待ちしています。
日時
平成22年7月24日(土曜日) 14時00分~16時10分
(開場: 13時00分)
場所
京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
※駐車スペースがありませんので、当日は公共交通機関をご利用願います。
プログラム
14時00分~14時05分 | 開会挨拶 |
14時05分~15時05分 | 「体作りや再生に必要な『はさみ』の話」 再生医科学研究所 教授 瀬原 淳子 |
15時10分~16時10分 | 「骨のかたちは力に応じて変化する」 再生医科学研究所 教授 安達 泰治 |
定員
500名(先着順)
受講料
無料
申込み方法
E-mail、FAX、往復はがきのいずれかに、氏名(複数申込可)・連絡先(住所・E-mailアドレス・電話番号・FAX番号等)を記入のうえ、以下の申込み先へお申込みください。
申込み締切
平成22年7月16日(金曜日)
申込み先・問い合わせ先
京都大学再生医科学研究所 公開講演会係(総務グループ)
〒606-8507
京都市左京区聖護院川原町53
TEL: 075-751-3802、075-751-3803
FAX: 075-751-4646
E-mail: kouen*frontier.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
ホームページ
http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/