京都大学、公益社団法人京都モデルフォレスト協会、京都府、住友生命保険相互会社は、次のとおり竹林保全に関するボランティアイベントを開催しますので、お知らせします。
日時
平成22年5月9日(日曜日)10時~14時30分(雨天決行、荒天時は内容変更)
場所
京都大学桂キャンパス内の竹林
定員
ボランティア100名(小学校高学年以上)
(一般申込、住友生命の職員、京都大学の学生・教職員、モデルフォレスト協会会員)
申込方法
定員40名。往復はがきにより下記までお申込みください。
〒615-8530 京都市西京区京都大学桂
京都大学工学研究科総務課「竹林保全ボランティア」係
※締切日を4月23日としますが、先着順としますのでお早めにお申込みください。
※定員間近です。お急ぎください。
※定員になりましたので受付を終了しました。
内容
竹林を整備し光を入れることで多様な植物の成長を促すこと、地震時等の地すべりを防止することを目的として竹林保全ボランティア活動を行う。平成19年秋から開始し、6回目の開催となる今回は春の手入れとして「筍掘り」と「間伐」を実施。竹が大きくなる前に間引くことで竹林の保全となり、楽しみながら環境保全に貢献できるボランティアイベントとする。
10時00分~11時00分 |
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11時00分~12時00分 |
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12時00分~13時00分 | 昼食 |
13時00分~14時30分 |
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お問い合わせ
京都大学 工学研究科総務課 北浦・赤塚 TEL: 075-383-2010
京都府・公益社団法人京都モデルフォレスト協会 村田 TEL: 075-414-5005
住友生命保険相互会社 大阪広報センター 田越 TEL: 06-6937-1706
「竹の環プロジェクト」主旨
環境・防災・文化の分野横断的な視点から、産・学・官・市民が連携して、竹林保全を実践する
秋の間伐と、春の筍の間引きを1サークルとして、森林資源と人との持続的な関係の構築・修復を、京都大学桂キャンパス内の竹林において、モデル的に展開中である。
- エコシステムの保全
筍の産地であるが放置竹林も多い京都にて、産・学・官・市民連携の「竹林保全のボランティア活動」を実施。管理放棄された竹林は分布拡大し里山の生態系に影響を与えるため、適正管理に向けて本数を調整し、環境問題への理解を深める。 - 災害の防止
荒廃した竹林は地震時等の「地すべり」につながる恐れがあることから、これを整備することにより災害防止につなげる。第1回「竹の環プロジェクト」では竹林に関する講演会を実施し、竹林の管理、ボランティアの意義を広く伝えた。 - 文化の継承・創造
間伐竹材を使った竹工作や、伝統的な竹かご作りの体験コーナーを設ける等、楽しみながら竹の利用について学ぶ機会としている。
環境問題への取組について
【京都大学】
知の拠点として、環境問題に関する研究や教育を全国・全世界に展開するほか、自らの環境負荷を低減する取り組みにも力を入れています。2006年度に発行した環境報告書は、環境省等の主催する第10回環境コミュニケーション大賞において、優秀賞(環境配慮促進法特定事業者賞)を、グリーンリポーティングフォーラム等の主催する第10回環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞において、特別企画「公共部門賞」を受賞しました。今回のプロジェクトの舞台となる桂キャンパスには、本学の和歌山研究林の間伐材で作られたサイコロ型のベンチがおかれ、地域の方へも憩いの場を生み出しています。
【京都府・公益社団法人京都モデルフォレスト協会】
美しい京都の森を府民みんなで守り育てる「京都モデルフォレスト運動」を企業、大学、団体等の協力を得ながら府内各地で推進しています。また、人工林の間伐、竹林の整備など地球温暖化防止に係るCO2森林吸収源対策を始め公益的な機能の発揮を促進するため、森林を利用・保全する「緑の公共事業」を進めています。
【住友生命保険相互会社】
住友生命では「スミセイ・ヒューマニー活動」として“職員が進んで社会参加の汗を流す”というコンセプトのもと、全国各地で様々な社会貢献活動に取組んでいます。創業100周年の節目となった平成19年度からは地球環境に配慮したボランティアを開始し、また、石垣島とフィジーのサンゴ礁保護活動を実施しています。お客さまに“安心”をお届けする企業として、これらの環境保全活動へ積極的に取り組んでいきます。
主催等
主催: 京都大学、公益社団法人京都モデルフォレスト協会、京都府、住友生命保険相互会社
協力: 京都大学生協、京都森林インストラクター会、京都土の塾、京都府林業士会、薪く炭クKYOTO、京都府エコファーマー村上薫氏、京都府竹産業振興連合会、山仕事サークル杉良太郎、近畿中国森林管理局箕面森林環境保全ふれあいセンター(順不同、一部予定)