独立行政法人経済産業研究所・京都大学共催公開政策シンポジウム 「多様性、国際化、イノベーション:中小企業政策の新しい視点」
少子高齢化が進展する中、日本経済がその活力を維持・強化していくためには、世界的に認められる多様な価値を生み出すことで、国民生活の豊かさや海外市場の取り込みを実現することが必要です。こうした多様性の担い手として期待されるのが中小企業であり、そのイノベーション活動の活性化を通じて、世界的な潜在需要を掘り起こす新製品・サービスを国内外に提案していくことが望まれます。
他方、我が国の輸出企業の大部分は中小企業ですが、こうした企業は世界市場との接触により、国内に留まった企業より高い成長力や生産性を実現していると考えられます。その一方で、世界的に優れた技術を有しつつ、未だ海外進出を果たしていない中小企業も少なからず存在します。
高い潜在可能性を有する中小企業が、海外進出とイノベーションを車の両輪として成長していくメカニズムを解明し、これを日本経済の多様性と競争力の原動力として推進していく政策が求められます。
このシンポジウムでは、こうした視点から有識者、政策担当者、支援実務担当者、そして当事者である中小企業が一堂に会し、国際化とイノベーションに関する中小企業政策の新しい方向性を提案します。
日時
2010年2月15日(月曜日) 13時30分~17時55分 (開場13時00分)
場所
東海大学校友会館 阿蘇の間
(東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル35階)
言語
日本語(同時通訳なし)
参加費
無料
詳細
以下のホームページをご参照ください。
http://www.rieti.go.jp/jp/events/10021501/info.html