学術情報メディアセンターセミナー 「離散アルゴリズムの応用」

学術情報メディアセンターセミナー 「離散アルゴリズムの応用」

 京都大学学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めてざっくばらんな議論を行う機会として、月例セミナーを開催しております。

 1月19日の学術情報メディアセンターセミナーでは、本学医学部附属病院の岡本和也 特定助教にご講演いただきます。

 学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております。

日時

2009年1月19日(火曜日) 16時30分~18時30分

場所

京都大学 学術情報メディアセンター 南館2階 202マルチメディア講義室
(お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので事務室にお申し付けください。)

参加費用

無料

参加申込み

不要

バーチャルセミナー参加の場合、メディアセンターホームページより申し込みが必要
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/activity/info/event/2009/12/post_39.php

問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター  宮崎 修一
TEL:075-753-7418
E-mail: shuichi*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催

京都大学学術情報メディアセンター

懇親会

無し

プログラム

16時30分~17時30分

「2次元的に積まれたブロック倒壊提示システム」
岡本 和也(京都大学 医学部附属病院 特定助教)

 同じ長さのブロックを2次元的に積み上げ、机の端から最大どれぐらい迫り出させることが出来るかという問いは19世紀から考えられてきた。最近になって、その問いに対する理論的な発展があり、注目を集めた。
  本講演では上記の理論的発展に関して概説し、その理論的研究を基に我々が制作した倒壊提示システムについて解説する。

17時30分~18時30分

「ネットワーク上での主要なオンライン問題」
小林 浩二(京都大学 学術情報メディアセンター 研究員)

 オンライン問題とは、時刻の経過とともに入力が与えられる問題であり、本問題に対するアルゴリズムは常に不完全な情報に基づいてその動作を決定しなければならない。この制約は、入力に対して比較的現実的な制約が課せられていると見ることが出来、様々な分野における現実に発生する問題がオンライン問題として定義され解析が行われている。本講演では、近年盛んに研究が行われているネットワーク上で発生する問題を定式化した主要なオンライン問題とその成果について述べる。