平成21年度京都大学図書館機構公開企画展 日本文化に見た夢　お雇い外国人建築家コンドル先生 －重要文化財「ジョサイア･コンドル建築図面」－

　このたび図書館機構では、工学研究科および総合博物館との共催により、公開企画展を開催します。

　この展示会では、2006年6月に歴史資料 としてはじめて重要文化財に指定された「ジョサイア・コンドル博士建築図面」（工学研究科建築学専攻所蔵）を広く学内・学外に公開することを目的としています。全468点のコレクションの中からセレクトした原本約30点を展示するとともに、日本画、生け花など日本文化にも造詣が深く、西洋に日本文化を紹介したコンドルの著書をも併せて紹介します。また、超高精細画像を用いた技術により、傷みのある図面のデジタル修復や、肉眼では確認しにくい部分をデジタルで拡大することにより、コンドルならではの繊細で優美な装飾デザインなどを紹介します。

日時

2009年12月2日（水曜日）～24日（木曜日）

場所

京都大学総合博物館
開館時間： 9時30分～16時30分（入場は16時00分まで）
休館日： 月曜日・火曜日
※ 総合博物館は京都大学の身分証を提示すれば入場料が無料になります
（利用案内）http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/guide.php

記念講演会『ジョサイア･コンドルと日本文化』

日時：　12月11日（金曜日） 14時00分～15時00分
場所：　京都大学総合博物館ミューズラボ
講師：　高橋康夫氏（京都大学大学院工学研究科教授）