日本学術会議近畿地区会議学術講演会 「人はなぜ笑うのか?:社会脳からのアプローチ」
日時
平成21年10月11日(日曜日) 13時00分~17時00分 (12時00分入場開始)
場所
百周年時計台記念館百周年記念ホール
定員
500名
参加費
無料
プログラム
総合司会 苧阪 直行 日本学術会議近畿地区会議代表幹事 (京都大学文学研究科長)
13時00分 | 開会挨拶・基調講演 金澤 一郎 日本学術会議会長 |
13時20分 | 「人間の潜在的『笑い力』の顕在化~健康と親和的人間関係への貢献」 井上 宏 関西大学名誉教授 (日本笑い学会会長) |
14時10分 | 「笑いの脳内メカニズム」 岩瀬 真生 大阪大学大学院医学系研究科助教 |
(休憩) | |
15時10分 | 「笑い学研究から感性の科学へ向けて」 野澤 孝司 目白大学講師 |
(休憩) | |
16時10分 | 総合討論 |
17時00分 | 閉会挨拶 藤井 信孝 京都大学理事・副学長(研究担当) |
開催要旨
ストレス過多の日常生活で、笑いは健康や豊かな人間関係の形成に重要な役割を果たしている。しかし、人がなぜ笑うのかという問題については、科学的に納得できる説明は見当たらない。脳は生物的に重要な役割を担っているが、社会的にもそれに劣らず重要な機能を担っていることが最近の「社会脳」研究の進展によって明らかになってきた。日本学術会議近畿地区会議は笑いとは何かを再考しながら、「社会脳」研究の現在をとらえ、笑いとその楽しさがどのような脳の仕組みとかかわるのかを共に考えるために、この学術講演会を企画した。各講師が上記の内容について話題提供を行う。
問い合わせ先
日本学術会議近畿地区会議事務局(京都大学研究推進部研究推進課内)
〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町
TEL: 075-753-2041
FAX: 075-753-2042
E-Mail: kensui.soumu*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
主催:日本学術会議近畿地区会議
共催:日本学術会議 心理学・教育学委員会 「脳と意識」分科会
後援:財団法人 日本学術協力財団