京都大学霊長類研究所・比較認知発達(ベネッセコーポレーション)研究部門 公開シンポジウム 「人間とは何か-ヒトとそれ以外の霊長類の比較研究から分かること」
人間の社会や体が進化の産物であるのと同様に人間の心(知覚、認知、記憶、情動、意識)も進化の産物です。人間の心の発達の進化的基盤を探るため、京都大学霊長類研究所に比較認知発達研究部門が発足して3年が経ちました。 このたび、研究成果の中間報告を行うともにヒトとそれ以外の霊長類を比較することによって見えてくる、「人間とは何か」という根源的なテーマについてディスカッションを行います。
なお、この研究部門は2006年より、株式会社ベネッセコーポレーションの寄附講座として運営されています。この報告会は研究成果を広く社会に公開する目的のもと企画されました。
日時
2009年10月4日(日曜日) 13時00分~17時30分
場所
東京大学情報学環 福武ホール 地下2階 ラーニングシアター
参加費用
無料
定員
150名
※事前に参加申し込みをしてください。
プログラム
第1部 13時00分~14時45分 [研究成果発表]
- 京都大学霊長類研究所 所長 松沢 哲郎: 比較認知発達研究部門の研究成果について
- 京都大学霊長類研究所 准教授 佐藤 弥: 意識と情動
- 京都大学霊長類研究所 助教 林 美里: チンパンジーの認知発達研究
- 京都大学霊長類研究所 助教 伊村 知子: 乳幼児の視覚世界
第2部 15時00分~17時30分 人間とは何か:霊長類学の視点から
- [基調講演] 松沢哲郎: 人間とは何か
- [パネルディスカッション] [司会] 長谷川 寿一: 東京大学大学院 総合文化研究科教授
- [パネリスト] 第1部登壇者(松沢哲郎・佐藤弥・林美里・伊村知子)
お申し込み、その他詳細は以下のURLをご覧ください。
http://benesse.jp/berd/event/kyotouniv_kifukoza/seika2009/index.html
主催:京都大学霊長類研究所/株式会社ベネッセコーポレーション
協力:ベネッセ次世代育成研究所/チャイルド・リサーチ・ネット