世界天文年全国同時七夕講演会
今年はガリレオ・ガリレイが望遠鏡を初めて宇宙に向けてから、ちょうど400年の節目の年にあたります。そのことを記念して国際連合とIAU(国際天文学連合)は今年を「世界天文年」と定めました。いま世界中で世界天文年を祝う行事が開催されています。
このたび日本天文学会は、この世界天文年にちなんで、七夕(新暦7月7日)の日(および前後の週末を含む七夕ウィーク)に、全国同時に全国各地で宇宙に関する講演会を開催するという「世界天文年全国同時七夕講演会」なるイベントを開催することになりました。東洋独自の七夕の日に、天の川やガリレオの見た宇宙に思いをはせ、市民の皆さんや子供たちと宇宙のなぞについて語り合おうというものです。設備があるところではインターネット中継し、講演後は観望会を予定している会場もあります。これまで同時講演会に参加を表明した機関は70か所以上にのぼり、総参加者数は数千人の規模にのぼると予想されます。わが国では史上初の、そして、史上最大の全国同時講演会だと思われます。
京都大学関係者も、以下のように、多数、講演をする予定ですので、最寄りの講演会に是非ご参加ください。
7月4日(土曜日)
- 18時00分~19時00分
柴田一成 (京都大学 教授、宇宙総合学研究ユニット ユニット長)
七夕伝説の地・枚方で「宇宙のお話し」
場所: 枚方市立サンプラザ生涯学習市民センター
主催: 枚方市
7月7日(火曜日)
- 13時00分~14時30分
北井礼三郎 (京都大学 准教授)
「母なる太陽の素顔」
場所: 岸和田市 総合福祉センター
主催: 岸和田健老大学
※ 一般の方の参加はできません - 15時30分~20時00分
(天文台見学、講演会、観望会を含む)
一本潔 (京都大学 教授)
「ガリレオがみた太陽黒点の今」
場所: 京都大学 飛騨天文台
主催: 京都大学飛騨天文台 - 16時00分~17時00分
嶺重慎 (京都大学 教授)
「天の川とブラックホール」
場所: 京都大学総合博物館 セミナー室
主催: 京都大学宇宙総合学研究ユニット、京都大学総合博物館 - 17時00分~19時00分
小山勝二 (京都大学 名誉教授、京都大学宇宙総合学研究ユニット 前ユニット長)
「世界天文年と京都天文学街道」
竹宮惠子 (京都精華大学 教授、マンガ学部長)
「マンガにおける宇宙表現」
場所: 京都精華大学 本館5階 501号会議室
主催: 京都精華大学、京都大学宇宙総合学研究ユニット - 17時00分~20時30分
野上大作 (京都大学 助教)
「七夕と彦星・織姫そして近くの星々のお話」
場所: 京都大学 花山天文台
主催: 京都大学花山天文台 - 18時00分~19時00分
長田哲也 (京都大学 教授)
「赤外線で見る織姫・彦星・天の川」
場所: 京都大学理学部 6号館3階301号教室
主催: 京都大学大学院理学研究科 宇宙物理学教室 - 18時00分~19時00分
柴田一成 (京都大学 教授、宇宙総合学研究ユニット ユニット長)
七夕伝説の地・枚方で「宇宙のお話し」
場所: 枚方市立津田生涯学習市民センター
主催: 枚方市
7月8日(水曜日)
- 13時30分~15時30分
太田耕司 (京都大学 教授)
「天の川と銀河」
場所: 京都府立洛東高等学校
主催: 京都府立洛東高等学校、京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室
※ 一般の方の参加はできません
詳しくは、以下のホームページをご参照ください。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/tanabata/