総合博物館 2008年秋季企画展 「シルクロード発掘70年 −雲岡石窟からガンダーラまで−」

総合博物館 2008年秋季企画展 「シルクロード発掘70年 −雲岡石窟からガンダーラまで−」

 パキスタン北西部のガンダーラ地方では、紀元後まもなく東洋と西洋の文化が融合し、仏像がつくられました。その影響のもとに中国で巨大な仏教寺院として成立したのが雲岡石窟です。京都大学では、人文科学研究所を中心に、仏教文化の源流を求めて、シルクロードの東西に位置する雲岡石窟とガンダーラ寺院址を70年にわたって調査してまいりました。それは精密な考古学的調査をつうじて仏教寺院の全体像を明らかにし、仏教東伝の足跡を掘りおこそうとするものでした。

 本企画展では日本の海外調査をリードしてきた70年をふりかえるとともに、調査で収集してきた文物をはじめて一般に公開いたします。日本ではほかにみることのできない発掘資料から、シルクロードを彩った仏教文化の魅力を存分にお楽しみください。

 
会場 京都大学総合博物館 2階企画展示室
会期 2008年10月1日(水曜日)~12月27日(土曜日) (月曜日・火曜日は休館)
開館時間 9時30分~16時30分 (入館は16時00分まで)
観覧料 一般 400円、大・高校生 300円、中・小学生 200円
上記の料金で、常設展も同時にご覧いただけます。
お問い合わせ 京都大学総合博物館
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
電話:075-753-3272
E-mail:info*inet.museum.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
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