2008年の4月に京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻に開講された、医学コミュニケーション学分野では「医療・医学と社会のコミュニケーション」を考えていく一環として、以下の特別講演を計画しました。
講師の川崎先生は、人工心臓、コンピューター、伝統工芸品、車椅子、グッドデザイン賞審査員、最近ではアメリカ共和党副代表候補だった、サラ・ペイリン氏のスタイリッシュなメガネのデザイナーとして、メディアから多くの取材を受けてこられました。
医学コミュニケーション学初年度の締めくくりにふさわしい方をお迎えできることをうれしく思いつつ、皆様方のご参加をお待ちしております。
演題
「デザイン医工学の定義」
概要
今、医療環境は社会的・時代的に厳しい状況下にある。
しかし、人間は生老病死に対して、医学を基軸に、その生涯を生き抜いていかなければならない。
そこで、医療・医学・周辺状況での問題解決として、「デザインという実務学の導入」が不可欠となってきている。
デザイナーとしての実務経験と医学博士という立場から、「デザイン医工学」という学際的領域を提示する。
それは、単なる医工学連携ではなく、「先端的な医学的な問題解決手法」として「デザイン」を実務研究・開発・実現事例を通して講義するものとなる。
講師
川崎和男 大阪大学大学院 川崎和男先端デザイン研究室
開催日
2008年12月9日(火曜日)(16時30分~18時00分)
会場
京都大学医学部構内G棟2階 Seminar A(232号室)
募集人数
100名(先着順・事前申込要) ※定員になり次第締め切ります
参加費用
無料
申込方法
氏名・連絡先(e-mail・電話いずれでも可)を下記のメールアドレスまで送信
- m.saori*pbh.med.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
問合せ先
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻医学コミュニケーション学分野
〒606-8501 京都市左京区吉田近衛町
TEL:075-753-4662 (火・木曜日 9時~16時の間にお願いします)
m.saori*pbh.med.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)