平成20年11月19日(水曜日)~11月21日(金曜日)、京都大学百周年時計台記念館および芝蘭会館、総合博物館におきまして、第19回廃棄物学会研究発表会を開催することになりました。
廃棄物問題の解決のため真の意味での循環型社会を構築することを目指し、「廃棄物」に関わる様々な立場の人が、広い意味での研究者として一堂に会する場であり、以下のような一般公開のプログラムを予定しております。
是非、ご参加ください。
特別セッション1
「廃棄物系バイオマスの利活用 -廃食用油や生ごみなどのバイオマスの利活用に向けて-」
第1部はシンポジウム、第2部は京都バイオサイクルプロジェクトの研究発表が行われます。バイオマスの円滑な利活用を図るために、市民や自治体、国 だけでなく、エネルギー関連で重要な役割を担っている自動車や石油業界の関係者が集い、低炭素社会や循環型社会の構築に向けた新たな役割の在り方について考えます。
日時: 11月19日(水曜日) 13時00分 - 17時00分
場所: 京都大学 百周年時計台記念館 大ホール
特別セッション2
「近畿圏の廃棄物広域処理システムを考えるー大阪湾フェニックス計画をめぐってー」
近畿圏における廃棄物の最終処分は、大阪湾フェニックスセンターの存在なしで論じることはできません。そこで、フェニックスセンターがこの四半世紀、近畿圏の廃棄物処理に果たしてきた役割とその意義について、さまざまな立場から検証し、議論します。
日時: 11月20日(木曜日) 10時45分 - 12時15分
場所: 京都大学 百周年時計台記念館 大ホール
特別講演
「ごみを身近に感じること」
文明の興亡を解き明かす環境考古学と、「現代社会でなにを実践できるのか」という観点から、お二人の先生にご講演をお願いしております。
ごみから見える美と慈悲の文明 安田喜憲(国際日本文化研究センター教授)
トイレ掃除が心を磨く 鍵山秀三郎(株式会社イエローハット 相談役)
日時: 11月20日(木曜日) 14時30分 - 16時00分
場所: 京都大学 百周年時計台記念館 大ホール
パネルディスカッション
「3R から 『積極的2R』へ-ごみ有料化の向こうに見えるもの-」
京都市では一昨年からごみ有料化が始まっています。この有料化と同時に重要なテーマとなっているのが「2R」の推進です。積極的に2Rに取り組み始めた行政や流通事業者、市民団体、学会員に、京都の市民会議のメンバーを加えて議論します。
日時: 11月20日(木曜日) 16時15分 - 17時50分
場所: 京都大学 百周年時計台記念館 大ホール
市民展示
循環型社会を目指す市民と専門家のコラボレーション「300人のマイグッズ展」&「マイボトル・キャンペーン」
300人のマイグッズ写真展示、市民団体等との協働による展示やワークショップ、交流会などを行います。なお、会場ではマイボトルキャンペーンを行いま す。有料ですが、老舗店による本格的な日本茶をお出しします。市民展示参加者(何らかのマイグッズを持参頂いた方)は、総合博物館を無料でご覧いただけま す。
日時: 11月19日(水曜日)~21日(金曜日)
場所: 京都大学総合博物館
マイグッズの写真集めにご協力してください!【300人募集中】
美術作家「とだまきこ」さんに、300人のマイグッズを素材に、市民展示に参加して頂きます。
その重要な素材である、マイグッズの写真(持ち主の笑顔とのツーショット)を集めております。是非とも、職場や家族の方にもお声かけ頂き、お送りくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、展示は、19日から月末まで京都大学総合博物館で行います。
写真提供頂いた方は、その旨をお伝え頂ければ、参加証(博物館無料拝観可能)を発行します。
【募集要項】
- 写真の内容
ごみ削減に結びつく「マイグッズ」と「持ち主の笑顔」のツーショットを写真に収めてください。
人物は腰から上が写るくらいがちょうどよいと思います。 - 写真の形式
できる限り、デジタルカメラや携帯電話のカメラなどで撮影したデジタルデータでお願いします。
解像度は、最低で600x900 ピクセル以上でお願いします。
機種によって表記のしかたが違うかと思いますが、XGA等の表記であればXGA以上(XGA、SXGA, UXGA等)、ファイルサイズが300キロバイト~1メガバイト程度になるように設定してください。※出力されたものやネガフィルムの場合は、原則として返却できません
送付方法
メールに、
(1)お名前
(2)お住まいの都道府県
(3)マイグッズの名称
(4)メッセージ
をお書き頂き、写真データを添付して
info*eco100.jp (*を@に変えてください)に送信してください。写真データやメールのタイトル
「ひらがなフルネーム@都道府県名」でお送りください。
例)京都にお住まいの五味節子さんの場合 ごみせつこ@京都府