人文研アカデミー「アジアの仏教遺跡を掘る」
インドにはじまった仏教は、中央アジアや中国を経て我が国に伝えられ、また一方では東南アジアやアフガニスタン以西にも伝播していきました。各地に 伝えられた仏教文化は、どのように変容し、人々に受容されていったのでしょうか。我が国の考古学が世界をリードしてきた仏教遺跡調査の成果を基にして、4人の講師が中国・中央アジア・アフガニスタン・東南アジアの仏教遺跡・遺物について講演をいたします。講師・講演題目は以下の通りです。
日時
2008年10月9日・16日・23日・30日(木曜日)
いずれも18時00分~19時30分
場所
人文科学研究所本館1F、共通1講義室
(東一条の旧本館ではなく、今出川通沿いの京都大学本部キャンパス北門そばの新所屋です)
内容
- 10月9日(木曜日) 向井佑介(人文科学研究所・助教)
「中国仏教文化の開花-仏塔と仏像の東伝」 - 10月16日(木曜日)下垣仁志(立命館大学・講師)
「ガンダーラの寺院と仏像」 - 10月23日(木曜日)菱田哲郎(京都府立大学・准教授)
「アンコール遺跡群と仏像埋納遺構」 - 10月30日(木曜日)稲葉穣(人文科学研究所・准教授)
「仏教西漸の足跡-アフガニスタン以西の仏教遺跡」
詳細情報など
新所屋の所在地を含む詳細情報については、以下のウェブページをご覧下さい。
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/academy/2008/home.html
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。