京都大学防災研究所は、昭和26年に創設以来、自然災害に関する基礎研究および災害対策等に寄与するための応用研究を行ってきました。平成8年度からは、全国共同利用研究所として災害の学理と防災のための総合的な方策について研究を推進しています。
ここ数年、教員の若返りとともに、新たな視点、新たなネットワークをベースにした防災研究への取り組みが始まりつつあります。これを機会に本講座では、昨年度と今年度の2年間にわたり新進気鋭の新任教授が「防災研究の新たな地平」を熱く語ります。防災研究の今後に関心をお持ちの方々のご参加を大歓迎いたします。
講座内容
内陸大地震の予測や巨大地震による災害、防災および環境資源としての土砂管理、火山噴火予知といった視点を通して、昨年度に引き続き、これまでの防災研究の総括とともにチャレンジングな今後の方向を視野に入れた研究の一端を紹介いたします。
実施日時・場所
日時:平成20年9月30日(火曜日) 10時00分~17時00分
場所:キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下る) 5階 第1講義室
開催場所ご案内図
応募資格
特に問いません
なお、本講座は土木学会CPDプログラムとして認定されています
受講料
5,000円(テキスト代及び消費税を含む)
募集人員
200名
応募方法
電子メールまたは往復ハガキにて、住所(連絡先)、郵便番号、氏名・ふりがな、年齢、職業(勤務先)、電話番号を明記し、また、往復ハガキの場合は返信ハガキに宛名(住所,郵便番号,氏名)を記入の上、申し込んでください。住所等の個人情報は、当公開講座以外の目的で使用することはありません。
申込みは先着順とし、返信メールまたはハガキにて受講手続きの通知をします。受講料のお支払いは銀行振り込みでお願いいたします。領収書は発行いたしませんので、銀行振り込み受領書をもって、領収書にかえさせていただきます。詳細は、返信メールまたはハガキにてお知らせいたします。当日、返信メールの印刷または返信ハガキをご持参ください。
なお、募集人員を越えた場合は、返信メールまたはハガキにて受講をお断りすることがあります。
応募先
〒611-0011 宇治市五ヶ庄 京都大学 宇治地区事務部研究協力課研究支援グループ
電話 0774-38-3352
電子メール・アドレス kokai20*dpri.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
応募締切日
平成20年9月16日(火曜日)必着
応募結果の通知
平成20年9月19日(金曜日)までに各申込者に通知します。もし、期日までに連絡が届かない場合は、上記応募先までお問い合わせください。
講義プログラム
10時00分~10時05分 | 開会の挨拶 | 所長 石原 和弘 |
10時05分~11時05分 | 内陸地震の発生予測を目指して | 教授 西上 欽也 |
11時05分~12時05分 | 巨大地震による長周期地震動が都市を襲う | 教授 岩田 知孝 |
12時05分~13時20分 | 昼休み | |
13時20分~14時20分 | 巨大地震の建物被害を予測する -建物はなぜ壊れるのか?- | 教授 川瀬 博 |
14時20分~15時20分 | 土砂災害の防止と土砂資源の管理 | 教授 藤田 正治 |
15時20分~15時35分 | 休憩 | |
15時35分~16時35分 | 特別講演 防災研究に関する20世紀の成果と21世紀の課題 -火山災害を中心に- | 所長(教授) 石原 和弘 |
16時35分~17時00分 | 総合討論 | |
17時00分~ | 閉会の挨拶 | 教授 中北 英一 |
開催場所ご案内図
場所:キャンパスプラザ京都 京都市下京区西洞院通塩小路下る (JR京都駅ビル駐車場西側) 電話 (075)353-9111 | ![]() |
経路ご案内
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