定員に達しましたので、両日とも参加者の募集は締め切りました。
ユーザ参加型デザインワークショップにご関心のある方を募集しています。
インクルージョン(包摂)とは、高齢者や障害のある人など、これまでデザインのメインターゲットから排除(Exclude)されてきた特別なニーズを抱えた利用者をリードユーザとしてデザインプロセスに迎え、概念設計から提案に至る全工程に積極的に巻き込んでいくデザイン手法です。
インクルーシブデザインワークショップでは、リードユーザと5~6名の参加者で1つのチームをつくり、このチームごとに、丸一日かけて、気づきを得るところから一つのデザインアイデアを提案するところまで、インクルーシブデザインの理念と手法を実際に体験していただくことを目的としています。
第28回ワークショップでは、「傘」と「あそび」をテーマに開催いたします。
- 7月18日テーマ:
- 「傘」では、傘を使った雨の日のお出かけを想定し、屋内外を問わず、様々な場面において、リードユーザの持つ困難・不安や工夫を見つけ、それらの気づきからアイデアをまとめていきます。
- 7月19日テーマ:
- 「あそび」では、ゲームやスポーツ、お遊戯といった、複数で楽しむことのできるあそびを対象とし、リードユーザの困難や工夫から、バランスのよい難易度に設定したともに楽しめるあそびのアイデアを考えていきます。
なお、このワークショップでは、2日間ご参加いただくことでより深くインクルーシブデザインについて学んでいただけるよう、具体的なテーマと抽象的なテーマの両方を準備しております。ただデザインプロセスは2日間とも同じ進行ですので、1日だけご参加いただけてもその概要をご理解いただけるような構成としております。ご都合が許すようであれば、2日間参加もぜひご検討ください。
【お断り】
第28回ワークショップでは、インクルーシブデザインワークショップのプロモーション用の映像撮影を予定しております。全体撮影についてはご容赦をいただきたいと考えておりますが、4~5班のうちのどれか一つの班については、デザインプロセスに密着させていただきたいと考えております。密着させていただく班の方々には、あらかじめ個別にお断りをさせていただく予定です。
以下がワークショップ実施内容の詳細です。
主催 : | 京都大学GCOEプログラム (知識循環社会) 神戸芸術工科大学 |
共催 : | 財団法人たんぽぽの家 (奈良) 兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所 JIDA Junior |
日時 : | 2008年7月18日、19日 (金曜日、土曜日) 9時30分集合 17時30分解散 (2日とも) |
ワークショップ会場 : | 神戸芸術工科大学 クリエイティブセンター
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テーマ : | 7月18日:「傘」 / 7月19日:「遊び」 |
募集人数 : | 30名程度 |
参加費 : | 各日 700円 (昼食代として) |
申込方法 : |
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備考 : |
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ご不明な点、ご質問等ございましたら、
- ◇E-mail:inclusive28■symlab.sys.i.kyoto-u.ac.jp <■を@に変換してください>
- ◇電話/FAX(共通):075-753-5042
までお気軽にお問い合わせ下さい。
ご応募、お待ちしております。
京都大学インクルーシブデザインユニット
担当:塩瀬(シオセ)、平野(ヒラノ)