第1回 食と農の安全・倫理シンポジウム~多様な角度から食の安全にせまる~
開催のご案内
開催の趣旨と概要
京都大学大学院農学研究科に寄附講座「食と農の安全・倫理論」が開設されて1年を迎えました。本講座を中心に寄附プロジェクト研究を組織し、食品由来のリスク管理システムや、農学倫理、農業・食品産業倫理、リスク・食品・科学に関するコミュニケーションについて、研究を進めています。寄附プロジェクトの研究成果を報告するとともに、各方面の研究や取り組みの成果を披露していただき、課題について議論を深めるためにシンポジウムを開催いたします。
第1回目は、食品安全問題に重点を置きます。研究・行政・企業それぞれに求められる課題について様々な立場から、またアジアにおける開発・発展問題の視点なども含め、多様な角度から話題提供をいただきます。そして食品安全確保を進めるうえで、研究・行政・企業において必要とされることを議論したいと考えます。
日時: | 2008年4月26日(土曜日) 13時30分~17時00分 |
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会場: | 京都大学農学部総合館W100 (京都市左京区北白川追分町) |
プログラム
- 開会あいさつ・「食と農の安全・倫理論」講座の紹介
新山 陽子 (京都大学大学院農学研究科 教授) - 講演
- 「食品安全―行政のなすべきこと、大学のなすべきこと-」
山田 友紀子 (農林水産省大臣官房審議官・FAO/WHO合同残留農薬専門家会議委員) - 「開発・発展と畜産食品衛生―ベトナムの事例から―」
細野 ひろみ (京都大学大学院農学研究科 寄附講座「食と農の安全・倫理論」准教授) - 「食品製造業における食の安全確保と環境負荷の低減」
菅野 時雄 (エスケー食品株式会社 代表取締役社長)
- 「食品安全―行政のなすべきこと、大学のなすべきこと-」
- ディスカッション
参加費は無料です。事前申し込みの必要はありません。
本シンポジウムについてのお問い合わせは以下にお願いします。
- 京都大学大学院農学研究科「食と農の安全・倫理論」 工藤 春代
- 電話 : 075-753-6339
- FAX : 075-753-6339
- haruyo*kais.kyoto-u.ac.jp(「*」を「@」に変えてください)
- 「食と農の安全・倫理論」は、本学卒業生 永井 幸喜氏、株式会社ロック・フィールド、エスケー食品株式会社、株式会社明石菊水からのご寄附によって設立されています。
- 本シンポジウムは、科学研究費補助金(基盤A)「科学を基礎とした食品安全行政/リスクアナリシスと専門職業、職業倫理の確立」の共催です。