国際フォーラム「多極的世界観の構築と外国語教育-多様な言語文化への挑戦」を開催しました。(2008年6月20日)

国際フォーラム「多極的世界観の構築と外国語教育-多様な言語文化への挑戦」を開催しました。(2008年6月20日)

 百周年時計台記念館百周年記念ホールにて、高等教育研究開発推進機構の主催による国際フォーラム「多極的世界観の構築と外国語教育-多様な言語文化への挑戦」が開催されました。このフォーラムは学部学生を鼓舞するメッセージを発信し、京都大学の教育・研究の国際化を力強く推進することを目指し、学外からの一般参加者を含め総計500名を超す市民・教職員・学生が参加しました。

 第一部では「多極的世界における多言語主義と文化多様性の挑戦」と題する、フランス共和国元首相 ドミニク・ドヴィルパン氏による基調講演が行われ、第二部では佐伯啓思 人間・環境学研究科教授から「混迷の中の世界-アメリカ一極主義から多極的世界へ」、三浦信孝 中央大学教授から「日本の国策としての多言語主義」と題する報告のあと、小倉紀蔵 人間・環境学研究科准教授の司会で三氏によるシンポジウムが行われ、英語以外の外国語を学ぶ意義を再認識し、多極的世界観を構築することの重要性について考えました。

尾池和夫総長の挨拶


ドミニク・ドビルパン氏

佐伯啓思 人間・環境学研究科教授

挨拶する尾池和夫総長

三浦信孝 中央大学教授

シンポジウム
  • 朝日新聞(6月21日 37面)に掲載されました。