京大の「実は!」Vol.31 「京大生が作る、京大生のための情報誌「らいふすてーじ」編集部の実は!」

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 「らいふすてーじ」。

京大生なら誰もが知っている、京大生が制作する京大生のための機関紙です。毎月1日に発行されており、主に食堂や生協等に設置されています。

 

かねてから愛読していた広報Bの半ば強引なお願いにより、らいふすてーじ7月号で、スペシャルサイト「探検!京都大学」を記事にしてもらうことに!

そうとなったら、その記事が出来るまでを追わせてもらおう!と、7月号が出来るまでの一連の編集作業に密着しました!

新旧編集長への突撃インタビューでは、らいふすてーじの知られざる「実は!」ネタも満載です!

「らいふすてーじ」ってなーに?

らいふすてーじ7月号

「らいふすてーじ」は、京都大学生活協同組合理事会のらいふすてーじ編集部が発行している京大生向けの無料機関誌です。

1984年6月に創刊し、昨年30周年を迎えました。

発行回数は年に9回、発行部数は通常号が約5,000部、特定号が約6,000部。主に、食堂や各生協店舗などに設置しています。

内容構成は、「ACADE見IC」「京大探偵団」「京都うろつきまわりんぐ」といった定番記事と、毎号企画する特集で構成されています。どれも学生目線で作るリアルな記事がウリで、創刊当時から「読者の意見を反映させて、読者と作りあげる」ことを大切に、京大生の生活に寄り添う媒体作りを目指しています。

「らいふすてーじ」編集部に密着!

「らいふすてーじ」編集部は、現在部員数28名。今年は新しく10名の新入部員が仲間入りしました。

4月に新入生が入り、2回生が主にノウハウ・技術を教え、3回生はそれを見守りながら7月号を最後に引退・・・というサイクルが編集作業のおきまりだそう。3回生は「7月号が最後のハレ舞台」となるそうで、毎年力の入れようが違うとか。

・・・ということは、今回追わせてもらう7月号は、3回生の汗と涙の結晶となるわけですね! しっかりレポートいたします!

らいふすてーじの編集作業を徹底レポート! ~「探検!京都大学」の記事が出来るまで~

▼らいふすてーじの編集作業の流れはこんな感じ。

 

  • 月初の木曜日に初回の「例会」実施。この日までに各自、企画や特集を考えて資料準備。それをもとに、例会で意見交換。その後、3回の例会を重ね、さらに常任理事会で先生や常任理事の方の意見をもらい、内容を具体的に固めていきます。
  • 各自、取材・撮影等の実施。
  • 翌月の第一土曜日に「執筆集中」。部員全員が部室に集まって、一気に執筆作業&校閲作業。自宅に持ち帰ってやるのではなく、この「集中」でやるのがらいふ流。みんなに必ずチェックしてもらい、客観的な目線での校正を。
  • 校了

らいふすてーじは、いつもここからスタート! ~「第1回例会」

この日は、今年最初の例会。そして7月号のキックオフ会議です。新入生もこの日が活動への初参加。

まずは岡田祐哉 編集長が、この日の例会の主旨などをアナウンスします。

その後、企画ごとに二つの班に分かれて、企画内容案についての意見出しを開始。例会は、企画立案者がプレゼンし、それに対する意見交換・・・といったかたちで進められます。

例会のレジュメ。この中に、各自の企画アイデアがギュッと詰まっています!これをもとに7月号の構成を固めていきます。

毎回の例会は、夕方から吉田食堂で行われます。A・B班に分かれて、ミーティングスタート!

今回、探検サイトの記事を担当してくれるA班の舟橋充央くん(薬学部3回生・手前右)。よろしくお願いいたします!

みんなレジュメと向き合って、真剣に悩んでますね。息詰まったときはお菓子で充電!

それぞれのアイデアに、みんなで意見を出し合いながら企画をたたき上げていきます。

「あれって何だっけ?」、そんな疑問が浮上するとみんな一斉にスマホで検索。やっぱりイマドキですね~。(だいぶ年長の広報B)

 

初めのうちは静かだった各班も、メンバーの意見が飛び交ううちに、どんどん盛り上がります。

楽しい誌面にするために、みんな真剣! この「例会」を4回重ね、徐々に内容を固めていきます。

みんなで作るらいふ。そんな、編集部のモットーが伝わってきました!

さて、どんな内容になるか・・・?!楽しみです!

探検サイトの思いをアツく語る広報Yさん

各担当者の腕のみせどころ! ~「取材・撮影」

各自企画が固まったら、次に行われるのが、取材・撮影です。

この日は、「探検!京都大学」記事担当の前田有輝くん(工学部3回生・らいふすてーじ前編集委員長)・舟橋くんペアが広報課へ。広報Y&Bが取材を受けました!

さらに、その取材している様子を、この「京大の実は!」記事用に広報Bが撮影するという・・・

取材し、取材されの、若干ややこしい感じですが(笑)。

探検サイトへの質問のほか、「広報課って何しているの?」「大学の事務職員って何してるの?」
・・・などなど、素朴な疑問にもお答えしました。

花谷会館の2階が部室。かなりの年季。

らいふすてーじの編集作業の正念場! ~「集中」

4回の例会を経て誌面構成が決まった後は、「らいふすてーじ」の編集作業の正念場、「集中」へ。(←「しゅう」の語気を強めるのがポイント!)

「集中」とは、その名のとおり、朝から深夜までぶっ通しで、部員総動員で集中して執筆・校正作業にあたる日です。

集中が行われている、花谷会館2階の部室の扉を開けると・・・そこからは並々ならぬ熱気が。

中には20人以上の編集部員が、真剣に編集作業にあたっていました。

扉を開けると・・・そこには記事制作に没頭する人、記事校正に専念する人、記事チェック待ちの人、ムードメーカー役?・・・などが。うーん、カオス!

画面に向かう真剣なまなざし。このザワザワ感の中でも完全集中。集中力を鍛えられるのも、らいふならでは!

これは7月号の表紙ですね!慣れない操作も、先輩や他の部員のアドバイスを受けながら進めていきます。

校正作業もみんなで意見を出し合いながら!

おっ、これは探検サイトの記事ですね~!楽しそうな記事に仕上がっていますよ。さすが前編集長!

部屋のすみずみまで作業中の部員でひしめきあっています。まさに「集中」そのもの。

「入部したての頃は使ったこともなかった!」という増井翔くん(薬学部3回生)。インデザインも今ではこのとおりベテランの域。

 

そして完成!らいふすてーじ7月号、無事発行されました!

こうして一連の編集作業を経て、無事校了。そして、7月1日(水)にらいふすてーじ7月号が完成!

食堂に行くと、ズラリとらいふすてーじ7月号が並んでいました。

編集作業を追った分、なんだか感慨もひとしお。今回の記事を見て、「探検!京都大学」もみんな見てくれたら嬉しい!

食堂に並んだらいふすてーじ7月号。夏らしい爽やかな表紙!

「探検!京都大学」の記事はこんな感じに仕上がりました。前田くん、舟橋くん、ステキに仕上げてくれてありがとう!

 

らいふすてーじの「実は!」なネタに迫る!新旧編集長にインタビュー!

左から、現らいふすてーじ編集委員長 岡田祐哉さん(第31代)、前編集長 前田有輝さん(第30代)


31年の歴史を持つ、らいふすてーじ。

その長い歴史の中には、編集部員しか知らない、らいふの「実は!」ネタがきっとあるはず!

・・・ということで、今度は広報Bが新旧編集長にインタビュー。ぐいっと身ぐるみはがさせていただきます!

 

Q. お二人が編集長になったきっかけは?

前田: らいふの編集長は、基本、立候補制です。ぼくの場合は、周りからやってみたら?って進められたことが一番のきっかけです。

岡田: ぼくの場合は、論議を回してみたかったからです。

広報B: ろんぎをまわす? ・・・って、どういうことですか?

岡田: 「論議を回す」とは、例会で「議長を務める」ということ。先輩が上手く論議を回す姿に憧れていたというか。

広報B: それは、らいふならではの専門用語ですね~。

Q. らいふすてーじならではの強みって何でしょうか?

前田: インタビュー系が充実しているところですね。インタビューをお願いする先生方も、みなさんらいふを認識してくれているので、依頼には快く引き受けてくださいます。先生以外の方でも、らいふの取材というと概ね快く受けてくれますし、「学生が作っている」という点で、きわどい質問でも大目に見てくださる部分はあると思います。そこをうまく利用して、できるだけありきたりにならないインタビュー内容を意識していますね。

以前、ロッテに入団した田中投手のインタビューをした際も、「授業はサボってたか?」など、同じ京大生だからこそ聞き出せることが多く、一般紙などの記事とはひと味違った内容にすることができたと思います。学生目線ならではの良さがあると思っています!

Q. 創刊当時から、脈々と引き継がれていることってありますか?

岡田: そうですね、タイトルのフォントとか。これは長い間、ずっと変えていません。

創刊当時からしばらくは、毎号違った題字が使われていたようですが、8号を境に今の題字を使っています。ちなみに、これはフォントがあるわけでは無く、画像データでしか残っていないので、毎号それを使ってるんですよ。

創刊当初のらいふすてーじ(最前が創刊号)。確かに、題字もデザインテイストもバラバラです。当時の表紙は、絵の上手な生協職員さんが手描きで描くことが多かったそうです。

創刊当初の中面記事から一例をご紹介。これは「素敵空間」なる、学生の下宿先を取り上げた記事。右ページ下にある「編集部にご一報あればいつでもとんでいきます」の一文が、読者と編集部の距離感を表していますね!(※写真をクリックすると拡大します)

Q. 編集部ならではの「実は!」なこと、おしえて!

前田: うーん、そうですね・・・実は、部室内にはマンガがたくさんある!とか。歴代のOBが寄贈したマンガがどんどん溜まっていて・・・。

岡田: なかなか思いつかないですね・・・。例会には毎度お菓子がいっぱいだ、とか・・・?

前田: あ、あと、編集長が交代すると、必ず歴代の編集長が集まって飲み会をするというのがありますね。しかも、その飲み会で「新しく就任した編集長が初めて書いた記事を、歴代編集長がボコボコにダメだしすること」という恒例行事があります(笑)。毎年なじみの先輩に会うことになるので、仲良くなりますし、同窓会みたいな感じです。ネタはやはり、らいふの話になることが多いですね。

広報B: それは、打たれ強いハートを鍛えるための先輩の愛ですねっ!

そういう内輪のネタ、他にもっとないですか?!

岡田: そういえば、これはほんとに内々ネタなんですが・・・、実はらいふとは別に、「裏のマル秘冊子」もあるんです。

広報B: 「裏のマル秘冊子」ですか・・・?

岡田: ええ。その「マル秘冊子」は、完全に内々のモノなのですが・・・。公の場では到底言えない身内ネタから、ひたすら趣味について語ったり、とっておきの画像を放出したり、あくまで表現の自由に忠実に、自然体を追究した、部員の個性光るネタ盛りだくさんのマル秘部内誌なのです。部員限定の聖域につき、これ以上明かせませんが・・・。

(広報B、実物を拝見しましたが、かなりおもしろかった!)

Q. 毎号、読者カードを挟んでいますが、読者の声ってどんな感じですか?

6月号の読者カードも回答は120通以上!「もちろんカードは毎回すべて熟読しています!」(by編集長)

岡田: 読者カードは、毎号平均して120通くらいは返ってきます。100通をきることはほとんどないですね。クロスワードの回答が多いですが、きっちりとコメントを書き込んでくださる人もたくさんいます。

広報B: 毎号そんなに返ってくるんですか!? それはスゴイですね! 広報課もあやかりたい・・・。

前田: 各ページの最下部分にある「はみだしすてーじ」では、寄せられた読者コメントに編集部からコメントを返す大喜利のような形式で、読者とコミュニケーションをはかれる仕掛けにしています。せっかく同じ京大生が作っているので、こういう形でコミュニケーションをはかるのも大切だと思っています。

Q. 今後、取り組みたいことはありますか?

岡田:個人としては、記事をたくさん書きたいと思っています。また、編集長としては、ただの情報のかき集めではなく、作り手の思いが読み手に伝わるような温度のある媒体にしたいですし、そんな記事を作る部員を育てたいと思ってます!

Q. 最後に、読者のみなさんへメッセージをどうぞ!

岡田:「たくさんの人に読んで欲しい! 読書カードで意見もどんどん聞かせてほしいです!」

前田:「新編集部、これからもがんばって!」

「頼むで!」(前)。「はい・・・(プレッシャー)」(岡)

これからも「らいふすてーじ」をよろしくお願いします!

 

「らいふすてーじの実は!」、いかがでしたか?

京大生ならではの視点で作るメディアだからこそ、30年もの間、京大生に支持され続けているのですね。

読み手の声にしっかり耳を傾け、「本当に欲しい情報は何か?」を常に意識した媒体づくり。発信者目線ではなく、読者目線で、読者と一緒に創り上げているという姿勢は、広報課の私たちも忘れてはいけない部分。

らいふのみんなに、情報発信の真髄を学ばせてもらえた、今回の「実は!」でした!

らいふすてーじ、これからも愛読しますね!

「らいふすてーじ」のバックナンバーはこちら

らいふすてーじ(Lifestage Online Tracing)

http://www.s-coop.net/lifestage/

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