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2022年春号

第41号編集後記

ついに記念すべき『125周年特集号』が出来上がりました。表紙はやはり京都大学のシンボルであり、その歴史を日々刻んできた時計台がふさわしいと考えました。 1925(大正14)年に誕生した時計台の内部はその多くを普段は見ることができません。今回の施設探訪はその内部や構造装置の細部にスポットを当てました。また、京都大学の将来を担う3人の若い女性研究者が湊総長と語りあった巻頭座談会も読みごたえ十分です。そこには百周年の時にはまだ生まれていなかった学生さんも参加されています。「自由の学風」の中で展開されるユニークな研究にますます期待がふくらみます。

アフター・コロナも3年目に入り、国際政治でも危機が深刻化するなか、本学にとっては明るいニュースもありました。昨年の東京2020オリンピック20km競歩で銅メダルを見事獲得した山西利和選手に京都大学総長特別栄誉賞が授与されました。山西選手に京大での思いを語っていただいた場所も、表紙にある百周年時計台記念館です。

2022年3月
広報委員会『紅萠』編集専門部会

編集後記

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