第9回ユニバーシティ・アドミニストレーターズ・ワークショップを開催しました。(2014年1月23日・24日)

第9回ユニバーシティ・アドミニストレーターズ・ワークショップを開催しました。(2014年1月23日・24日)

 文部科学省の「大学国際戦略本部強化事業」(平成17年度~22年度)による本学での計画事業を引き継ぎ、本学と香港科技大学との共催により、第9回ユニバーシティ・アドミニストレーターズ・ワークショップを香港科技大学で開催しました。

 本ワークショップは、東アジア諸国の各大学から、国際交流・留学に携わる実務担当・責任者が集い、国際交流の現状や大学の国際化に向けた共通課題について意見交換を行う貴重な機会となっています。

 平成25年度は統一テーマとして「Promoting the Integration of Local and International Students to Create a Vibrant and Stimulating Learning Environment(自国の学生と留学生の共学・統合促進による活気に満ちた学習環境の構築)」を掲げ、東アジアのみならず、新たに北米、大洋州の大学からも関係者を迎え、本学の森純一 国際交流推進機構長、国際業務に従事する事務職員2名を含め計49大学、174名の参加がありました。

 ワークショップは、Wei Shyy 香港科技大学副学長およびKevin Yeung 香港特別行政区政府教育局副局長による挨拶、Richard Armour 大学教育資助委員会事務局長による同委員会の活動概要および香港の高等教育機関で学ぶ学生への経済支援等に関する基調講演の後、2日間にわたり10セッションが行われました。

 セッションは、Student Housing and Campus Residential Life(学生宿舎と大学の住環境)、Student Integration Initiatives on Campus(自国の学生と留学生の共学・統合への新たな試み)、Counseling Support for International Students(留学生のためのカウンセリングサポート)、University Support in Student Integration Initiatives(自国の学生と留学生の共学・統合に向けた大学の支援状況)の四つのサブテーマに基づいて、それぞれ各大学からプレゼンテーションの後、全体討論が行われ、問題意識とともに新たな取組やその検証等を共有し、広く大学間ネットワークを構築することができました。

 ラップアップセッションでは、平成26年度も引き続き開催することが確認され、本ワークショップを通して、各大学がより発展的な国際活動を実践するとともに、相互交流がますます活発化することが期待されます。


本学職員によるプレゼンテーションの様子

ラップアップセッション(一番左が森機構長)

集合写真