京都大学VBLグローバルリーダー育成カップ2011(本選)を開催しました。(2011年8月17日~20日)

京都大学VBLグローバルリーダー育成カップ2011(本選)を開催しました。(2011年8月17日~20日)

 全国の大学生から募集を募り「グローバルxイノベーション」をテーマに世界に革新をもたらす新型ビジネスプランを立案するコンテスト「京都大学VBLグローバルリーダー育成カップ2011」を開催しました。本コンテストは、京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)・京都市教育委員会・高等学校コンソーシアム京都および株式会社ネオトラディションで構成されるグローバルリーダー育成協議会の主催によるものです。

 今年度は、全国から1,020名ものエントリーがあり、国内からは本学をはじめ、東京大学、早稲田大学、慶応大学など全国の大学から、また海外からもアメリカ、中国、韓国など幅広い国籍の学生の応募がありました。その中から書類選考を通過した48名が京都市内に集まり、8月17日~20日の3泊4日の合宿を経て、百周年時計台記念館での最終コンテストに臨みました。

 初日の8月17日は京都市内を観光し、続く8月18日、19日は京都市立西京高校において講義と中間審査を行い、決勝戦に向けてビジネスプランを立案し、20日午前中に決勝に進むチームを選択する予選を行いました。午後の決勝戦では、本選に先立ち、今年度新設された高校生部門の優勝チームの「ももんがんもも」によるクオリティの高いプレゼンテーションが行われるとともに、門川大作 京都市長、高桑三男 京都市教育委員会教育長の祝辞がありました。

 決勝では4チームのプレゼンテーションとともに厳しい審査があり、シルバー層に向けた若年層支援を謳ったビジネスプランを発表したチーム「川」(小川夏輝さん(奈良高等専門学校)、渕野信也さん(京都大学)、川崎龍吾さん(早稲田大学))に最優秀賞を授与しました。チーム「川」は、プレゼンテーション内容の完成度の高さはもちろんのこと、質問に対する常に適切な応答など、一貫した質の高さが審査員の高い評価を得ました。優勝したチームには賞金100万円、また決勝に進んだチームには協賛企業名等を冠した賞を授与しました。一方、最優秀個人賞には、構成メンバーが意見しやすい環境を作り、まとまりのあるチームのリーダーとして活躍したと、三日間学生たちと接してきたメンターや運営スタッフからも強い推薦があった、河本和宏さん(京都大学)を選出し、スタンフォード大学の研修権を付与しました。

グローバルリーダー育成カップ2011結果(敬称略)

優勝

チーム「川」:小川夏輝(奈良高等専門学校)、渕野信也(京都大学)、川崎龍吾(早稲田大学)

三井物産賞

チーム「パンと紅茶」:坂本莉沙(お茶の水女子大学)、河本和宏(京都大学)、松田和将(慶應義塾大学)

アクセンチュア賞

チーム「M3」:近藤紘史(立教大学)、目崎雄太(早稲田大学)、劉宇陽(京都大学)

ネオトラディション賞

チーム「DARS」:チョンボラ(京都大学)、古舘涼介(慶應義塾大学)、中沢大樹(大阪大学)

最優秀個人賞

河本和宏(京都大学)


講義の様子

松重和美 VBL施設長(工学研究科教授)から優勝チーム「川」へのトロフィー授与

祝辞を述べる門川京都市長
 
最優秀個人賞を受賞した河本さん

集合写真

 

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