医学教育等関係業務功労者の表彰 (2009年11月25日)

医学教育等関係業務功労者の表彰 (2009年11月25日)


左から黒田技術専門職員、
小倉副看護師長

 平成21年度医学教育等関係業務功労者表彰式が行われ、黒田伸之 医学研究科附属総合解剖センター技術専門職員、小倉紀美子 医学部附属病院看護部副看護師長が文部科学大臣表彰を受けました。
  この表彰は、文部科学省が医学または歯学に関する教育・研究もしくは患者診療等の業務に関し、顕著な功労のあった方々を対象に毎年行っているものです。

 

 以下に両氏の業績等を紹介します。

 黒田技術専門職員は、長年にわたり医学研究科附属総合解剖センターで献体業務、解剖実習補助業務に携わり、解剖実習の教育基盤を支え、医学の進展に陰の力として多大な貢献を行いました。
  また、後進の技術者、若手研究者に遺体防腐処置、遺体管理ならびに解剖技術を指導し、多くの熟練者を生み出しました。この分野の研究・教育に多大な貢献をし、医学の発展に寄与しました。

 小倉副看護師長は、38年の永きにわたり、内科・外科・小児科および内科外来の看護業務に従事し、患者中心の看護の構築に尽力しました。また、看護師長・スタッフ間の調整を図り、業務改善を遂行しました。
  一方、結核・SARS・新型インフルエンザの対応においては、感染症対応病棟の業務調整役として、中心的な役割を果たしました。