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東京オフィス開所記念イベント:「映像でみる京都大学の伝統:過去から未来へ」を開催しました。(2009年11月13日・14日)


京都大学学術探検隊の記録映画上映

 10月に引き続き、東京オフィスの開所を記念して「映像でみる京都大学の伝統:過去から未来へ」をテーマとしたイベントを、田中耕司 地域研究統合情報センター長のコーディネートにより開催しました。

 本学は「探検大学」の異名で知られており、学術探検としてのフィールドワークだけでなく、多様な分野で先端的な研究活動を展開してきました。本イベントでは、映像記録を通じてその過去・現在を紹介し、あわせて、フィールドワークやその他の研究活動で得られた資料を「記録・保存」(アーカイブ化)していく取り組みを紹介しました。

 11月13日(金曜日)には、澤田芳郎 産官学連携センター教授により、映像化されたフィールドワークの原点ともいえる「京都大学カラコラム・ヒンズークシ学術探検隊」と「京都大学学士山岳会チョゴリザ遠征隊」について紹介がありました。澤田教授は本学のフィールド科学が多様な学問分野に広がっていること、それには本学がその設立時に課された基盤的学問の批判的吟味の要請のほか、登山の伝統が影響を与えていることを指摘しました。続いて、上記2つのエクスペディションを記録した映画「カラコルム」、「花嫁の峰 チョゴリザ」をダイジェストで上映しました。

 その後、チョゴリザ登頂隊員である平井一正 神戸大学名誉教授と高村泰雄 京都大学名誉教授に、チョゴリザ登頂時の思いや登頂経験がいままでの人生にどのように生かされているかなどのお話がありました。平井名誉教授からは「今の若い世代にも夢を持って、夢を叶えてほしい。」と力強いメッセージが送られました。

 翌14日(土曜日)には、本イベントコーディネーターの田中センター長により、フィールドワークを中心とした自身の研究内容の紹介がありました。そこからうまれる既存のシステムでは保存されてこなかった多様な形式の学術資料の保存の必要性から、アーカイブ化の重要性が説明されたのち、本学研究資源アーカイブ映像ステーションの概要が説明されました。その映像ステーションで公開されている学術映像のうち「征夷大将軍 坂上田村麻呂の墓」「湯川秀樹-その人-」「道は、ひらける-石井米雄と東南アジア研究」の概要を、山中一郎 京都大学名誉教授・前博物館長、九後太一 基礎物理学研究所教授、田中センター長からそれぞれお話があり、当該学術映像を上映しました。

 その後のパネルディスカッションでは、元木環 学術情報メディアセンター助教(コンテンツ作成室長)を加え、五島敏芳 総合博物館講師を聞き役として、映像作成の理由や苦労話がありました。参加者からもたくさんの質問と本学の取り組みへの期待が寄せられました。

 また終了後にも講師と参加者の交流が行われるなど、とても有意義なイベントとなりました。

 なお、本イベントで上映された映像はすべて「京都大学研究資源アーカイブ映像ステーション」(http://www.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/avs/)においてご覧いただけます。


1日目パネルディスカッション

2日目パネルディスカッション
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