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東京オフィス開所記念イベント:「芸術のための科学技術~京都からの文化発信~」を開催しました。(2009年10月9日・10日)


大容量画像高速閲覧システムの展示

 東京オフィスの開所を記念して「芸術のための科学技術」をテーマとした講演会・展示会が、井手亜里 工学研究科教授のコーディネートにより開催されました。

 工学研究科においては、世界的な文化遺産が数多く所在する京都の地域性を背景に、文化財に関するイメージング技術を活用した国宝・重要文化財の高精細デジタル化プロジェクトに取り組んでおり、本イベントでは、この最先端技術を世界に向けて発信する「アジア世界文化遺産高精細デジタル化プロジェクト」について紹介しました。また、2007年から2008年にかけて京都大学で実施されたジョサイヤ・コンドル設計図面のデジタル化プロジェクトについても紹介し、コンドル設計の代表建築である「旧三菱一号館」を明治27年竣工時の姿にできる限り忠実に復元した「三菱一号館美術館」(本年4月建物施工・来年4月開館)の壮大な復元プロジェクトについて、第一線の研究者による講演と「三菱一号館美術館」見学会を開催し、文化財の保存と活用の実例を紹介しました。

 10月9日には関係者約50名によるプレイベントとして、イタリア大使館 コッラード・モルテーニ学術・文化担当官、恵良隆二 三菱地所株式会社三菱一号館美術館開設準備室長、足立健司 京都文化協会理事長、宗本順三 名誉教授、土佐尚子 学術情報メディアセンター教授他の講演が行われ、芸術・文化財に対する科学技術による様々なアプローチが紹介されるともに、デジタルミュージアムのモックアップ展示・デモンストレーションを行いました。

 10月10日には一般向けの講演会として、野村和宣 株式会社三菱地所設計建築第四部副部長から三菱一号館の復元方法について、シルヴィオ・ヴィータ イタリア国立東方学研究所長から欧州と京都の学術交流について、方素平 西安交通大学教授からアジア文化遺産のデジタル化研究について、井手教授からはイメージング技術の研究が文化財の保護にどのように役立てられているか、また国際デジタルミュージアム技術基盤構築についての講演がそれぞれ行われました。約60名の参加者は、講演のほか、東京オフィス内に展示されたデジタルミュージアムのモックアップ展示や、高精細スキャナによりデジタル保存された文化財の映像デモンストレーションを体験した後、実際に復元された丸の内の三菱一号館を訪問しました。


デジタル技術展示

遠隔講義形式による吉川潔 理事・副学長挨拶

二日目の会場の様子

三菱一号館

 

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