2009年外国人留学生歓迎パーティーを開催しました。(2009年6月16日)

2009年外国人留学生歓迎パーティーを開催しました。(2009年6月16日)

 総長主催による新入外国人留学生の歓迎パーティーが、京都大学百周年時計台記念館において開催され、約400名が出席しました。

 1961年から開催されているこのパーティーには、総長、理事をはじめ、部局長、指導教員などの学内関係者のほか、学外の国際団体や奨学財団等関係の方々の出席を仰ぎ、様々な国から集まった留学生達を囲んで和やかな交流が行われました。

 会場では、松本紘総長の歓迎挨拶の後、新入留学生代表ジョシ・ニコラスさん(イギリス出身。日本語・日本文化研究研修生)の流暢な日本語と英語でのスピーチの後、森純一副理事・国際交流推進機構長による乾杯と続き、会は始まりました。
  総長は挨拶の中で、ノーベル物理学賞を受賞された益川英敏名誉教授とiPS細胞を世界に先駆けて創り出した山中伸弥教授を例に、京都大学の世界トップレベルの研究の礎は、本学の110年を越える伝統と自由の学風にある旨述べられ、中国出身の単麟さん(情報学研究科)、韓国出身の安周永さん(法学研究科)、ウズベキスタン出身のAlisher Begmatovさん(国際交流センター)がそれぞれ中国語、韓国語、英語で通訳しました。

 また、恒例の日本人学生による歓迎イベントでは、軽音楽部ジャズバンド「ダークブルークィンテット」による「酒と薔薇の日々」などを演奏、続いて創作ダンスチーム「彩京前線」による迫力ある演舞「京炎!そでふれ」が留学生たちを魅了し、絶賛の声に包まれました。
  さらに終盤には、数人の留学生が予め練習をしてきた京都大学の応援歌「新生の息吹」を披露すると、他の留学生も「~京都大学~京都大学~」と声を合わせ歌い、また母国の歌を紹介したいとインドネシアやバングラデシュの留学生も次々と舞台に上がりました。

 このように留学生を囲んでの会話は弾み、写真を撮り合うなど互いの友情を育むうちに、楽しい時間は瞬く間に過ぎ、参加者にとって名残の尽きない夕べとなりました。

松本紘総長の挨拶


森純一副理事・国際交流推進機構長

ジョシ・ニコラスさん(日本語・日本文化研究研修生)

軽音楽部ジャズバンド

パーティー会場

京都大学応援歌披露