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京都大学市民講座

  本学における公開講座としては、人文科学研究所、数理解析研究所などの部局単位で開催するものが早くからありましたが、この京都大学市民講座は、はじめての全学的な公開講座として、昭和54年から開催しています。これは、本学の学術研究の一端を広く社会一般に公開し、社会人の教養と文化の向上に役立つことを目的とするもので、毎年、一般市民の参加しやすい土曜日や日曜日の午後に2週連続で開催しています。

  平成22年度は京都大学の未来を担う若手研究者が下記の講義を行います。

平成22年度京都大学市民講座
~京都大学若手研究者からの発信~

第1日目 平成23年2月27日(日曜日)

第1講目
13時00分~14時30分
総合博物館 准教授 塩瀬 隆之
  言葉が伝わるコミュニケーションの本質-目の見えない人と言葉で見る美術鑑賞から学ぶ-
第2講目
14時50分~16時20分
法学研究科 准教授 奈良岡 聰智
  岩崎弥太郎-三菱と日本近代化の夢-

第2日目 平成23年3月6日(日曜日)

第1講目
13時00分~14時30分 
教育学研究科 准教授 明和 政子
  人間のこころの誕生
第2講目
14時50分~16時20分 
 生存圏研究所 教授 山川
  「はやぶさ」探査機とそれに続くもの

講義概要

第1日目 2月27日(日曜日)

第1講目13時00分~14時30分
言葉が伝わるコミュニケーションの本質目の見えない人と言葉で見る美術鑑賞から学ぶ- 総合博物館 准教授 塩瀬 隆之

  コミュニケーションの成功が何をさすかを決めるのは難しいが、日常それがうまくいっていない自覚は誰にもある。便利なはずの電子メールやインターネットの隆盛は、かえって希薄さや齟齬が気になり、手放しで喜べずにいる。目の見えない人との言葉でみる美術鑑賞で、目の前の絵を一つ一つ言葉にしていく経験から、「伝わるとは何か」というコミュニケーションの本質が導き出される。

第2講目14時50分~16時20分
岩崎弥太郎-三菱と日本近代化の夢- 法学研究科 准教授 奈良岡 聰智

  岩崎弥太郎は、三菱を創業した実業家として知られる。明治初期に急速に台頭したため、彼は、政府と癒着した「政商」と評されがちである。また、坂本龍馬からの影響を重視し、彼を「龍馬の継承者」と位置づける著作が多い。しかし、これらは一面的な評価で、実像とは言えな い。本講義では、弥太郎自身が残した日記や書簡に基づいて、思想、交遊関係や経営方針を明らかにし、彼の人物像に迫りたい。

第2日目 3月6日(日曜日)

第1講目13時00分~14時30分
人間のこころの誕生 教育学研究科 准教授 明和 政子

  人間の形態的な特徴と同じく、目には見えないこころの働きも人間が長い時間をかけて獲得してきた進化的淘汰の産物です。人間らしいこころとは何かを知るには、それが「いつ・どのように・なぜ」誕生するのかを明らかにする必要があります。人間のこころのはたらきの発達と進化の起源を、胎児や新生児、人間にもっとも近縁なチンパンジーに辿りながら、人間らしいこころが誕生する背景を解き明かしたいと思います。

第2講目14時50分~16時20分
「はやぶさ」探査機とそれに続くもの 生存圏研究所 教授 山川 宏

  昨年地球に帰還した「はやぶさ」探査機について、その計画段階から打ち上げまで、そして、その後の小惑星接近から地球帰還までのできごとについて話します。さらに、日本の宇宙科学・探査の現状と将来について具体的な研究例、計画例とともに紹介します。最後に、世界の宇宙利用の動向、そして、日本の宇宙開発の状況、さらに、今後の日本政府の宇宙分野の方針についてまとめて紹介します。

会場 京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。
受講料 無料・申し込み不要
定員 500名(各講義とも当日先着順)
問い合わせ先 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学企画部 社会連携推進課
電話: 075-753-2233(月曜日~金曜日:9時00分~17時00分)
ファックス: 075-753-2286
E-mail: kinen52*mail.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催:京都大学

 

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