第2回京都大学オープンコースウェア総長懇談会を開催しました。(2008年6月23日)

第2回京都大学オープンコースウェア総長懇談会を開催しました。(2008年6月23日)

 京大会館において、尾池和夫総長、オープンコースウェア(OCW)担当の東山紘久 理事・副学長、丸山正樹、松本紘、西村周三の各理事・副学長をはじめ、76名の教職員等の出席を得て京都大学オープンコースウェア総長懇談会が開催されました。同懇談会では、尾池総長、松本理事・副学長の挨拶ののち、村上憲郎Google Japan 代表取締役社長(本学工学部卒業)による「OCW@KUとのコラボレーション」並びに美濃導彦 学術情報メディアセンター長による「OCW@KUの未来」の講演が行われました。続いて土佐尚子 学術情報メディアセンター特別教育研究教授の司会により、OCWにコンテンツを提供している20名の教員による事例紹介がリレー方式で行われました。予定時間を1時間あまり超過するなか、参加者は、最後まで熱心に聴講しました。

 OCW@KUは、本学で行われている講義の教材をウェブで公開し、人類の知的財産の蓄積に貢献するとともに、京都大学のビジビリティを高め、世界中から優秀な教員、学生を集めることを目的としたものです。現在108の講義ノートと199の映像コンテンツがあり、湯川秀樹先生、西田幾多郎先生のOCWもアップされています。更に今年度からは、YouTube(Google傘下)の協力のもと京都大学OCWの映像コンテンツを公開することにより、より一層広い世界へ京都大学の知の財産を発信提供しています。

尾池和夫総長の挨拶

 京都大学OCWプロジェクトでは、OCW掲載講義ノートを募集しています。詳しくは、http://ocw.kyoto-u.ac.jp から「OCW掲載講義ノート募集」をご覧ください。


左から村上憲郎Google Japan 代表取締役社長、美濃導彦 学術情報メディアセンター長、尾池総長