宇宙航空研究開発機構と京都大学の連携協定締結について(2008年4月21日)

宇宙航空研究開発機構と京都大学の連携協定締結について(2008年4月21日)

京都大学と宇宙航空研究開発機構は「連携協力に関する基本協定書」に調印

 

「宇宙を舞台とする文化の創造と技術の融合」のための連携協力

左奥から京都大学の小山 勝二 宇宙総合学研究ユニット長、松本 紘 副学長、
宇宙航空研究開発機構の井上 一 理事、安部 隆士 大学等連携推進室長
左前から尾池 和夫 京都大学総長、立川 敬二 宇宙航空研究開発機構理事長

 国立大学法人京都大学(京都市左京区、総長/尾池和夫)と独立行政法人宇宙航空研究開発機構(東京都調布市、理事長/立川敬二)は、平成20年4月21日、連携協力に関する基本協定を結ぶ運びとなりました。

 これまで、京都大学と宇宙航空研究開発機構は、それぞれ、その基礎学術志向と実プロジェクト志向の双方の特性を活かし、数多くの宇宙プロジェクト、宇宙関連研究を連携して推進して参りました。これらの連携協力の実績、ならびに、宇宙航空研究開発機構が大学共同利用システムによる宇宙に関する学術研究及び教育を協力して推進している実状に鑑み、このたび、京都大学及び宇宙航空研究開発機構は、研究開発能力及び人材等を活かした総合力を発揮することが、今後の学術研究及び教育の発展、並びに宇宙関連技術の水準の向上及び宇宙開発利用の促進に重要な役割を果たすと考え、両機関間の連携協力をさらに発展させるため協定を締結します。

 本連携協力により、基礎から応用に至る、宇宙理工学のみならず人文社会系学術領域をも包含した融合的・学際的研究の各領域において、共同研究・研究協力を通して人材の交流・育成を行い、宇宙を舞台とする文化の創造と技術の融合を目指します。

京都大学-JAXA連携協定について(PDF)

尾池和夫総長の挨拶