工学研究科 都市社会工学専攻 教授

工学研究科 都市社会工学専攻 教授

2010年7月9日

 京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻では、下記の要領により教員の募集を行います。

 当該講座は、資源・エネルギー開発や地殻の有効利用に関する教育研究を実施している資源工学系講座・分野の中で、地殻開発や有効利用に伴う人為的アクセス方法や地殻環境への影響を扱う研究分野を担ってきました。こうした研究を発展させ、現代都市社会の基盤を担う高度情報通信技術に必須であるレアメタル等を含む金属資源の開発や、石油地下備蓄・地下発電所の整備、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術や二酸化炭素の地層貯留技術開発など社会基盤技術やエネルギー基盤技術の都市基盤整備に必要な地下の高度利用に対する地質工学的技術開発、地下流体を含む環境負荷の計測・評価といった応用分野への貢献が期待されています。都市社会基盤整備への今後の地殻環境工学の必要性増大は言を待たず、当該講座の使命や研究内容を益々発展させることが必要です。

  当該講座の担う教育研究は、当専攻環境資源システム工学分野、社会基盤工学専攻応用地球物理学分野、地殻開発工学分野、計測評価工学分野とも密接に関連します。そのため担当教授は、上述の当該講座の担う研究分野に加え、地殻工学や資源工学全般に亘る知識と経験を有することが求められます。また今後更に重要性の高まる国際協力や国際共同研究等の分野での活躍が期待できる人物であることも必要です。

 以上の講座の使命を十分理解し、本学大学院工学研究科都市社会工学専攻地殻環境工学の研究および教育を主導し、専攻および講座の運営を担う熱意と意欲を持った人材を募るものです。

職種

教授

募集人員

1名

勤務場所

京都大学大学院工学研究科 都市社会工学専攻
(所在地:京都市西京区京都大学桂)

職務内容

地殻環境工学講座担当教授として、研究発表および社会・学会活動を通じ我が国の当該分野の研究を最前線で推進し、当該講座や関連する分野に属する学生の研究指導、本学の実施する学部(※)・大学院教育に携わるとともに、都市社会工学専攻および地殻環境工学講座の運営に当たる。

(※) 工学部地球工学科の教育担当を兼務

資格等

  1. 博士またはPh.D.の学位を有すること。
  2. 当該分野を先導する優れた研究実績を有すること。
  3. 大学院や大学において研究指導の実績を有すること。
  4. 講座や専攻の運営に、十分な能力と熱意を有すること。
  5. 学部学生および大学院学生に対する講義を日本語で行えること。

雇用期間

雇用開始予定: 採用決定後、できるだけ早い時期

勤務形態

常勤・裁量労働制

給与等

本学支給基準に基づき支給

手当

本学支給基準に基づき支給

社会保険

文部科学省共済組合および雇用保険に加入

応募方法

応募に必要な書類

  1. 履歴書(様式自由; 政府・自治体の審議会等の役職、学協会の役職リスト、 教育経歴についても別立てで記載のこと)
  2. 研究業績リスト((1)査読付学術雑誌、(2)著書・編書、(3)紀要・査読無論文、(4)特許等の項目ごとに分類しリストを作成すること)
  3. 最近の主たる論文別刷5編以内(コピー可)
  4. 「これまでの研究内容の概要」および「今後の研究計画と教育に対する抱負」について合わせて2000字程度
  5. 応募者本人の経歴および研究成果について意見を求めうる方2名の氏名・連絡先(電話番号および電子メールアドレス双方)

以上の応募書類を封入した封筒に「公募応募書類在中」と朱書きし、応募書類を簡易書留郵便にて送付

送付先
〒615-8540 京都市西京区京都大学桂
京都大学大学院工学研究科 社会基盤工学専攻
教授 三ケ田 均

応募締め切り

平成22年8月31日(消印有効)

選考方法

人事選考委員会による書類選考(面接を行うことがあります)

問い合わせ先

〒615-8540 京都市西京区京都大学桂
京都大学大学院工学研究科 社会基盤工学専攻
教授 三ケ田 均
電話: 075-383-3196
電子メール: mikada*tansa.kumst.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

男女共同参画

  • 京都大学は男女共同参画を推進しています。
  • 多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。

その他 

【専攻および研究室の情報】
都市社会工学専攻および社会基盤工学専攻の研究組織と所属教員名、そして研究室の情報については、各専攻ホームページ(都市社会工学専攻http://www.um.t.kyoto-u.ac.jp/ja/information/laboratory;社会基盤工学専攻http://www.ce.t.kyoto-u.ac.jp/ja/information/laboratory)を参照のこと。

【応募に関する守秘義務】

  • 提出いただいた書類は、選考および採用にのみ使用します。但し、返却しませんので、ご了承ください。
  • 正当な理由なく、応募書類の第三者への譲渡・貸与・開示は一切ありません。