当日の模様

当日の模様

 京都大学オープンキャンパスが、「輝く個性で、知を磨く。」をテーマに8月7日・8日の両日、猛暑の中、全国各地から高校生、保護者、引率者等を含め2日間で約9千2百人が参加し、開催されました。

 今年で7回目を迎えるオープンキャンパスは、初日を総合人間学部・文学部・教育学部・法学部及び経済学部の文系5学部、二日目は理学部・医学部・薬学部・工学部及び農学部の理系5学部に分けて実施しました。

オープンセレモニー

 百周年記念ホールを会場として、両日とも500名の定員で行われました。オープンキャンパス委員会・松本吉泰委員長の司会進行により、はじめに東山紘久副学長から「ようこそ、オープンキャンパスへ」と歓迎の挨拶があり、続いて尾池和夫総長が「京都大学をめざすみなさんへ」と題して、京都大学の歩みと現状そして未来について、語られました。

尾池総長会場の様子東山副学長

京都大学応援団による演舞

 力強い演舞とユーモアを交えた受験合格への熱いエールが送られ、参加者から盛大な拍手が沸き起こりました。

演舞の様子

在学生からのメッセージ

 初日は初日は文学部3年の前川祐子さんが、二日目は医学部医学科4年の河路光介さんが、それぞれ自らの受験や就学体験を熱く語りました。

前川さん会場の様子会場の様子

相談・在学生交流コーナー

 百周年時計台記念館国際交流ホールでは、入試・学生生活・就職・留学・キャンパスライフ・環境等の相談コーナーが開設され、参加者や保護者からの相談や質問に職員や在学生が対応しました。また、同ホールでは、参加者と在学生が受験勉強や学生生活に関する様々なことを、親しく語り合う在学生交流コーナーが設けられ、両日とも大勢の参加者で賑わい、熱気溢れる中にも和やかな交流風景が見られました。

在学生交流コーナーキャンパスライフ相談コーナー資料コーナー

講演会「京大教員による講演会」・「京都大学で環境問題に挑む!」
パネルディスカッション「在学生が語る学生生活、クラブ・サークル紹介等」

 百周年記念ホールでは、午後に3つの講演会と1つのパネルディスカッションが開催されました。

 最初に「京大教員による講演会」と題して、初日は人間・環境学研究科の冨田恭彦教授と教育学研究科・鈴木晶子教授が、2日目は農学研究科の伏木亨教授と理学研究科・柴田一成教授が講演し、各教員の興味深い研究内容の紹介と語りに、満員の聴衆は熱心に聞き入っていました。

 次に「京都大学で環境問題に挑む!」と題して、環境保全センター・川崎昌博センター長と人間・環境学研究科修士課程2年の根本潤哉さんが京都大学における環境配慮の取り組みや研究・学生の取り組みなどについて紹介し、聴衆は真剣な表情で聞き入っていました。

 その後、新企画となる「在学生が語る学生生活、クラブ・サークル紹介等」が開催され、本学の様々なクラブ・サークルで活躍する在学生が、学生生活の魅力について楽しく語りあいました。

施設見学

 附属図書館・総合博物館・百周年時計台記念館展示ホール・学術情報メディアセンター・環境保全センターでは、本学が誇る蔵書群・貴重な展示物や普段目にすることのできないスーパーコンピュータや環境保全センターの焼却炉などを、興味津々の表情で熱心に見学する多くの参加者で賑わいました。

総合博物館歴史展示室附属図書館

キャンパスツアー

 在学生のボランティアが大学構内を案内するキャンパスツアーは今年も大好評で、猛暑の中、ハンカチで汗を拭きながら在学生の説明に耳を傾け、元気に歩き回る光景が、構内のあちらこちらで見られました。

各学部説明会

 学部説明会では、学部長の歓迎の挨拶や模擬講義、施設見学、研究室訪問、相談コーナー等が実施されました。各会場では、教職員や在学生の熱意が伝わったかのように、多くの参加者が真剣な表情で説明に聞き入り、関心の高さがうかがえました。
特に、総合人間学部は、学部では初めて参加定員を設けない自由参加制で実施し、吉田南構内は多くの参加者で賑わっていました。

説明会終了後

 学部説明会終了後も、参加者はそれぞれ大学構内を自由に散策し、京大ショップで京大グッズを購入したり、時計台記念館前クスノキ周辺や正門前では記念撮影をする姿が多く見られるなど、京都大学は一日中賑わいました。