第60回京都大学未来フォーラムを開催しました。(2014年10月24日)

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今回の京都大学未来フォーラムは、本学文学部卒業生で作家のいしいしんじ氏を講師に迎え、百周年時計台記念館で開催しました。

講演の中でいしい氏は、これまでの作品にまつわる様々なエピソードに触れながら、自身にとって小説を書くということは呼吸をするのと同じようにしていることであり、自分で気付かないまま自らの置かれた状況を書くということが「呼吸する小説」ということなのかもしれないと語られました。

参加者からは「いしいさんの生き方・感じ方が書くという仕事につながっているのだと思いました。」、「いしいさんの人となりがわかり、哲学的なものを感じました。」、「内と外の話、中間領域で人と出会うという話が大変興味深かったです。」、「人間の心の底にある真髄が見えた気がしました。」などの感想が寄せられました。

講演をするいしい氏

会場の様子