京都大学春秋講義(平成26年度秋季講義)を開催しました。(2014年9月13日・27日)

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京都大学春秋講義は、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的資源について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から開講している公開講座です。

今回はメインテーマを「生命と老化を考える」として、2日間にわたり、合わせて4講義を行いました。1日目の9月13日は斎藤通紀 医学研究科教授から「生殖細胞:生命を継承する仕掛けを探る」、垣塚彰 生命科学研究科教授から「難病への挑戦」、2日目の9月27日は石川冬木 生命科学研究科教授から「老化からみた人の一生」、カール ベッカー こころの未来研究センター教授から「安心して終焉を迎える日本的な看取り:その準備、受容、意味」と題した講義がありました。2日間で1,274名の参加があり、各講義後には活発な質疑応答が行われ大いに盛り上がりました。

参加者からは「難しい点も多々あったが、大変興味ある講義だった。」、「最先端の医学情報に触れられ、今後の発展に期待したい。」、「老化のプラス面を初めて知り、興味がわいた。」、「今後の生き方に大変参考になった。」などの感想が寄せられました。

左から、斎藤教授、垣塚教授、石川教授、ベッカー教授

会場の様子