第32回京都賞高校フォーラムを開催しました。(2016年11月14日)

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百周年時計台記念館において、稲盛財団との共催により、2016年度の京都賞受賞者である本庶佑 客員教授を迎えて、第32回京都賞高校フォーラム「京都賞受賞者を裸にする」を開催しました。

本フォーラムは、同財団が主催する京都賞授賞式および関連行事の期間(京都賞ウィーク)において実施される教育プログラムの一つとして開催され、本学はその一部を同財団と共催しています。

当日は、プロフィール紹介ビデオ上映などの後、本庶客員教授から自身の研究業績について説明がありました。参加した京都府内7つの高校の生徒約400名は、具体的な研究内容の講演を興味深く聴き入っていました。

講演の後、本学の医学研究科博士課程を修了した近藤滋 大阪大学生命機能研究科教授の司会により、参加した高校生との質疑応答が行われました。質疑応答では、「あと何年でがんを克服できるか?」「一部のがんにしかオプジーボが適用されていないのはなぜか?」などの研究内容に関する質問だけではなく、「研究者のストレス解消法は?」など研究職に関する質問、さらには「一流とは?」「今までで一番切ない恋は?」などプライベートに関する質問にまでおよび、本庶客員教授の内側に迫るような活発な内容となりました。

最後に、川添信介 理事・副学長が閉会の挨拶を行い、盛会のうちに終了しました。

左から、講演する本庶客員教授、司会をする近藤教授、閉会の挨拶をする川添理事・副学長

講演の様子

生徒からの質問に答える本庶客員教授

本庶客員教授に質問する高校生(1)

本庶客員教授に質問する高校生(2)

本庶客員教授に質問する高校生(3)