京都大学春秋講義(平成31年度 春季講義)

開催日
2019年04月10日 水曜日
2019年04月15日 月曜日
2019年04月24日 水曜日
時間
各日18時30分~20時00分(開場18時00分)
要申し込み
不要
公開日
 春秋講義は、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的資源について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から開講している公開講座です。年に2回、春と秋にテーマをもうけ講義を行います。

 平成31年度春季講義は、「平成を振り返って-日本を取り巻く世界の変化」をテーマに開催します。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
百周年時計台記念館 百周年記念ホール
本部・西部構内マップ[3]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
※ 駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。
対象
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。
定員
500名(各講義とも当日先着順)
※ 会場の混雑状況により、立ち見のお願いまたは入場制限をさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
参加費
無料

イベント内容

テーマ:平成を振り返って-日本を取り巻く世界の変化

4月10日(水曜日)18時30分~20時00分

「平成」のアメリカ政治-その展開と日本への影響
(待鳥聡史 法学研究科教授)

日本でいえば平成の時代に当たる1989年から今日までの間に、アメリカの政治は大きな変化を経験してきました。背景には、社会経済的要因・文化的要因・制度的要因などが存在します。この講義では、それらについて改めて検討するとともに、結果として生じたアメリカ政治の変化が、日本にとってどのような意味を持つのかについても考えます。

4月15日(月曜日)18時30分~20時00分

ソ連解体と中央ユーラシア研究-開かれたフィールド、資料、協働の可能性
(帯谷知可 東南アジア地域研究研究所准教授)

平成の始まりはソ連というかつて冷戦の一極を成した大国の屋台骨が軋み始めていた時期と一致します。1991年のソ連解体によって、「中央ユーラシア」という枠組みに与えられた新しい意義、開かれた巨大なフィールド・膨大な資料・協働の可能性、新たに出現した研究関心や研究分野の発展などについて、講師自身のウズベキスタンに関する研究成果も交えながら、お話したいと思います。

4月24日(水曜日)18時30分~20時00分

大国への歩み-中国共産党の30年
(石川禎浩 人文科学研究所教授)

日本の平成にあたる1989年から2019年の30年は、中国が大きく変貌し、経済、政治、軍事の各方面で、目覚ましくプレゼンスを高め、大国へと駆け上った時期でした。この30年で中国とそれを指導する中国共産党は、どう変わったのでしょう。また、大国化した中国は、日本と世界に何をもたらそうとしているのでしょう。30年前に中国の将来を展望・予想した記事を手がかりに、この30年の中国と中国共産党の歩みをたどります。

申し込み

申し込み方法
不要(2020年度より事前申し込み制となります)

備考

お問い合わせ
京都大学総務部渉外課
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel:075-753-2233(月曜日~金曜日 9時00分~17時00分)
E-mail: event*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)