平成29年度特別展 火焔型土器と西の縄文 -Jomonesque Japan-

開催日
2017年09月09日 土曜日〜10月22日 日曜日
時間
9時30分~16時30分(入館は16時まで)休館日: 月曜日・火曜日(平日祝日にかかわらず)
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
※ 関連イベント「縄文コンサート」の会場が変更となりました。(2017年8月30日)

 総合博物館では平成29年度特別展「火焔型土器と西の縄文 -Jomonesque Japan-」を開催します。

 縄文時代1万余年の中で日本列島には、さまざまな縄文土器があります。火焔型土器は、現在の新潟県に相当する地域で出土する、約5000年前の縄文土器です。火焔型土器とは、大きな突起と立体的文様とが燃えさかる炎を連想させることに由来するニックネームです。火焔型土器のデザインは、容器の概念を逸脱しているように見え、多くの人びとに注目されています。

 新潟県の6市町(新潟市、 三条市、 長岡市、 十日町市、 魚沼市、 津南町)で組織する信濃川火焔街道連携協議会は、火焔型土器を活用した地域振興および広域観光を推進しています。同協議会は、火焔型土器などを構成文化財として、文化庁の日本遺産に平成28年に申請し、『「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化』の名称で、その認定を受けました。

 本特別展は、日本遺産認定を記念し、第1部で火焔型土器や同時代の土偶や石棒などの出土品を通して、その実態と魅力を多面的に紹介します。そして第2部では、京都大学の資料によって、火焔型土器と同時期の全国各地の土器を概観するとともに、100年の歴史をもつ考古学研究室が調査した西日本の縄文遺跡の出土品、大学構内や周辺の縄文遺跡の調査研究成果を紹介しながら、西の縄文の視点から火焔型土器について考えます。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
総合博物館 本館2階 第1企画展示室
本部・西部構内マップ[22]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
対象
  • 一般・地域の方
どなたでもご覧いただけます。
参加費

入館料

一般: 400円
高校生・大学生: 300円
小学生・中学生: 200円
20名以上の場合は団体観覧料を適用
障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名、70歳以上の方、京都大学の学生および教職員、京都府下の大学在籍の学生は無料(要証明証)

イベント内容

関連イベント

オープニングセレモニー(特別対談/トーク&コンサート) 2017年9月9日(土曜日)開催

特別展の開催に合わせ、オープニングセレモニーを開催します。ミュージアムトークでは企画展を鑑賞していただきながら、火焔型土器の魅力や今回の展示について語っていただきます。

特別対談「火焔型土器を語る」
時間 13時00分~14時30分(受付開始12時30分)
会場

百周年時計台記念館2階 国際交流ホール
キャンパスマップ[3]
※ 会場は百周年時計台記念館のため、お越しの際は博物館とお間違えの無いようご注意ください。

対談者
  • 小林 達雄(國學院大学名誉教授)
  • 泉 拓良(京都大学総合生存学館特定教授)
定員 200名(事前申し込み不要、先着順)
ミュージアムトーク
時間 15時00分~
会場 京都大学総合博物館2階 企画展示室
(入場には博物館入館料が必要です)
講師 佐藤雅一(新潟県津南町教育委員会)
縄文コンサート

会場が変更となりました。

時間 15時30分~
会場 京都大学総合博物館1階 ミューズラボ
(入場には博物館入館料が必要です)
演奏者 斎藤孝太郎(エレキチェロ演奏者)

研究講演会「火焔型土器と西の縄文」  2017年9月10日(日曜日)開催

時間 11時00分~

会場

総合博物館3階 講演室

定員

50名(事前申し込み不要、当日博物館受付にて整理券配布)
プログラム
  • 11時00分~ 寺崎 裕助(新潟考古学会会長)
  • 13時00分~ 泉 拓良(京都大学総合生存学館特定教授)
  • 14時00分~ 建石 徹(文化庁美術学芸課)

各イベント内容の詳細については、以下の特別展ページをご確認ください。

お問い合わせ
京都大学総合博物館 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel: 075-753-3272