Lecture series -研究の最先端- no.144

開催日
2017年05月13日 土曜日
時間
13時30分~15時00分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
 総合博物館では、2017年度第1回となる「Lecture series -研究の最先端- no.144」を開催します。今回のテーマは「5年間の潜水調査で2011年津波後の海の生き物たちの回復が明らかに」です。

 2016年度より開始した当イベントでは、先端研究をリードする本学研究者の魅力を、総合博物館長が対談形式で引き出す新しい開催スタイルに挑戦しています。対談の中では研究の概略だけでなく、研究を進める上での苦労話や、日々の研究生活などにも触れ、多くの聴講者に先端研究に対して親しみを感じてもらえるような形態を模索していきます。中高生の参加も歓迎します。皆さん奮ってご参加ください。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
総合博物館
本部・西部構内マップ[22]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
対象
  • 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。
定員
約40名
参加費
Lecture seriesへの参加は無料ですが、別途総合博物館への入館料が必要です。
(一般:400円、高校・大学生:300円、小・中学生:200円)

イベント内容

テーマ

「5年間の潜水調査で2011年津波後の海の生き物たちの回復が明らかに」

東日本大震災の2か月後から、気仙沼市舞根湾で2か月ごとに潜水調査を行ってきました。津波直後の壊滅状態からの変遷を水中で紹介します。津波の直後はクラゲが増え、ハゼ類、大型の魚やナマコ、そしてアワビと寿命の短い生物から順に回復しました。

スピーカー

益田 玲爾 (フィールド科学教育研究センター 准教授)

メッセージ

「見た生物を記録するだけの地味な作業でも、仮説を立てて検証してゆけば、いろんなことがわかります。また、観察のプロセスに発見があることも科学の醍醐味です。皆さんが海の生物研究に親しむきっかけになればありがたいです。」

備考

後援: 京都府教育委員会、京都市教育委員会
お問い合わせ
〒606-8501
京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
Tel: 075-753-3272