第8回「京大宇宙落語会」 － たいへんだ！宇宙人がやってきた！！ －

　今年の夏は15年ぶりの火星大接近で盛り上がりました。火星に棲むタコのような宇宙人を見つけようと望遠鏡をのぞいた方もおられたかもしれません。しかし、もし地球人と同じような知的能力を持った生命体が、突然私たちの目の前に現れたら、どういうことが起きるでしょう？

　今回の京大宇宙落語会は「天体大接近」をテーマに開催します。

　京大宇宙落語会は、宇宙総合学研究ユニットの幅広い研究アウトリーチ活動に触発されて、本学卒業生である宇佐美悟さん（工学部卒）、岡村勝さん（理学部卒）、磯部洋明さん（理学部卒）らが中心となり2011年に始まったものです。最新の宇宙科学の成果をもとにしてプロの落語家である林家染二氏、桂福丸氏が新作落語を創作し上演、その後、落語に出てくる最新宇宙科学の成果内容を研究者がやさしく解説する、というイベントです。

　宇宙に興味のない人も、落語を聞いて笑いながら、気が付いたら最先端の宇宙科学を学んでいる、というのがアピールポイントです。現在は、法学部出身の新進気鋭の若手落語家・桂福丸さんを中心に、本学の花山天文台応援も目的の一つとして毎年開催しており、今年で第8回となります。

　本学ならではのユニークなおもろい企画となっていますので、ぜひご来場ください。