「金曜天文講話」(第15回~第22回)

開催日
2017年10月13日 金曜日
2017年10月20日 金曜日
2017年11月10日 金曜日
2017年11月17日 金曜日
2017年11月24日 金曜日
2017年12月01日 金曜日
2017年12月08日 金曜日
2017年12月15日 金曜日
時間
18時30分~20時00分
開催地
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
 19世紀最大の科学者と言われ、小学校の課題図書にもなっている名著「ロウソクの科学」で知られるように一般への科学普及の面でも先駆者であったファラデーは、毎週金曜の夜、一般市民向けに「金曜講話」と呼ばれる講演会を行っていました。市民への科学普及の先駆けであるこの講演会は好評を博し、かつその参加料収入はファラデーの研究の助けとなりました。

 「金曜天文講話」はファラデーの例にならい、毎週金曜日の夜、本学の天文学者が最先端の天文学の研究成果を市民向けにわかりやすく講演し、参加者からいただいた寄附あるいは参加費の一部を花山天文台の運営費に活用することを目的としています。

 1929年設立の京都大学花山天文台は、惑星や太陽の研究で世界的な成果を挙げただけではなく、観望会や学校実習の受け入れを通じて、子どもたちや市民が天文学を学び、宇宙や科学への関心を育むのに大きく貢献してきました。しかし、新たに岡山天文台が設置されたことに伴い、2017年4月より運営費を移すことになりました。その結果、今後花山天文台における観望会や学校実習の受け入れが困難になります。なんとかして花山天文台の運営費を確保し、今なお素晴らしい性能を持つ歴史的望遠鏡や貴重な装置を活用した天文学の教育普及の場を残したいとの思いから、「金曜天文講話」を始めることになりました。

 「金曜天文講話」では、本学の宇宙の研究者が、専門知識が無くても分かりやすく、かつ最先端の宇宙研究の成果を紹介します。花山天文台へのご支援を兼ねて、最新宇宙研究のわくわくする話を聴きながら、いっしょにわくわくしませんか?

基本情報

開催地
  • その他の地域
対象
  • 一般・地域の方
中学生以上
定員
100人(先着順)
参加費
1000円(高校生以下は500円)

イベント内容

スケジュール

各回は独立しており、好きなテーマの会だけ参加することもできます。

第15回 10月13日 「宇宙+文化人類学=宇宙人類学」/磯部洋明 総合生存学館准教授
第16回 10月20日 「クエーサーとは?」/太田耕司 理学研究科教授(宇宙物理学教室)
第17回 11月10日 「ブラックホールという世界」/嶺重慎 理学研究科教授(宇宙物理学教室)
第18回 11月17日 「日本の有人宇宙活動」/土井隆雄 宇宙総合学研究ユニット特定教授
第19回 11月24日 「恒星とその進化」/野上大作 理学研究科准教授(宇宙物理学教室)
第20回 12月1日 「太陽系外惑星データベースExoKyotoと、新しいハビタブルゾーンについて」/山敷庸亮 総合生存学館教授
第21回 12月8日 「歴史文献から探る過去の太陽活動」/磯部洋明 総合生存学館准教授
第22回 12月15日 「ブラックホールが目で見えた!?」/野上大作 理学研究科准教授(宇宙物理学教室)

備考

主催

京都花山天文台の将来を考える会

共催

理学研究科附属天文台、理学研究科宇宙物理学教室
お問い合わせ
「京都花山天文台の将来を考える会」事務局
E-mail: info*kwasan.kyoto (*を@に変えてください)