金曜天文講話

開催日
2017年04月21日 金曜日
2017年04月28日 金曜日
2017年05月12日 金曜日
2017年05月26日 金曜日
2017年06月02日 金曜日
時間
18時00分~19時30分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
※ 5月12日(第3回)以降の開催場所を追記しました。(2017年4月11日)

 19世紀最大の科学者と言われ、小学校の課題図書にもなっている名著「ロウソクの科学」で知られるように一般への科学普及の面でも先駆者であったファラデーは、毎週金曜の夜、一般市民向けに「金曜講話」と呼ばれる講演会を行っていました。市民への科学普及の先駆けであるこの講演会は好評を博し、かつその参加料収入はファラデーの研究の助けとなりました。

 「金曜天文講話」はファラデーの例にならい、毎週金曜日の夜、本学の天文学者が最先端の天文学の研究成果を市民向けにわかりやすく講演し、参加者からいただいた寄附あるいは参加費の一部を花山天文台の運営費に活用することを目的としています。

 1929年設立の京都大学花山天文台は、惑星や太陽の研究で世界的な成果を挙げただけではなく、観望会や学校実習の受け入れを通じて、子どもたちや市民が天文学を学び、宇宙や科学への関心を育むのに大きく貢献してきました。しかし、新たに岡山天文台が設置されたことに伴い、2017年4月より運営費を移すことになりました。その結果、今後花山天文台における観望会や学校実習の受け入れが困難になります。なんとかして花山天文台の運営費を確保し、今なお素晴らしい性能を持つ歴史的望遠鏡や貴重な装置を活用した天文学の教育普及の場を残したいとの思いから、「金曜天文講話」を始めることになりました。

 「金曜天文講話」では、本学の宇宙の研究者が、専門知識が無くても分かりやすく、かつ最先端の宇宙研究の成果を紹介します。花山天文台へのご支援を兼ねて、最新宇宙研究のわくわくする話を聴きながら、いっしょにわくわくしませんか?

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
理学研究科セミナーハウス(4月21日、28日)
 北部構内マップ[10]
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_n.html
キャンパスプラザ京都(5月12日、26日、6月2日)
 http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

※ 講演会場については、変更する場合があります。
対象
  • 一般・地域の方
中学生以上
定員
100名(先着順)
参加費
1,000円

イベント内容

スケジュール

各回は独立しており、好きなテーマの会だけ参加することもできます。

第1回 4月21日 「惑星と生命」
柴田一成 理学研究科附属天文台長
第2回 4月28日 「太陽系から銀河系、銀河宇宙へ」
長田哲也 理学研究科教授(宇宙物理学教室)
第3回 5月12日 「太陽の脅威とスーパーフレア」
柴田一成 理学研究科附属天文台長
第4回 5月26日 「太陽活動と地球環境」
柴田一成 理学研究科附属天文台長
第5回 6月2日 「天体望遠鏡と天文学の夜明け」
長田哲也 理学研究科教授(宇宙物理学教室)

備考

今後の予定

今後の開催予定については、以下のWebサイトをご確認ください。
http://www.kwasan.kyoto/
お問い合わせ
「京都花山天文台の将来を考える会」事務局
E-mail: info*kwasan.kyoto (*を@に変えてください)