第100回 京都大学丸の内セミナー記念式典/特別講演会「人文・社会科学の未来」を開催しました。(2018年11月1日)

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研究連携基盤では、第100回 京都大学丸の内セミナー記念式典/特別講演会「人文・社会科学の未来」を開催しました。

丸の内セミナーは、本学所属の各研究所・センターで行っている最新の研究成果、時宜を得た話題などを、首都圏在住の社会人を対象に情報提供する「大人のための高度な教養講座」と位置づけ、2010年6月(第1回:6月3日)から毎月1回、第1金曜日に開催しています(第1回~第70回は「京都大学附置研究所・センター品川セミナー」の名称で品川の旧東京オフィスにて開催、第71回より「京都大学丸の内セミナー」に名称変更となり現在の丸の内東京オフィスにて開催)。今回、本セミナーが第100回目を迎えることを記念し、東京オフィスにおいて記念式典を、京都アカデミアフォーラムin丸の内において特別講演会「人文・社会科学の未来」を開催しました。

記念式典では、湊長博 理事・副学長、東島清 監事を始め各研究所長・センター長等、本学関係者24名が列席のもと、時任宣博 研究連携基盤長の開会挨拶に続き、湊理事・副学長から祝辞が述べられ、次いで東島監事から乾杯の挨拶がありました。最後に、小柳義夫 ウイルス・再生医科学研究所長(前研究連携基盤長)から閉会の挨拶があり、和やかな雰囲気の中、閉会しました。

引続き、会場を隣室の京都アカデミアフォーラムin丸の内に移し、参加者114名(一般参加者90名、本学関係者24名)の満席の中、特別講演会を開催しました。

特別講演会では、「人文・社会科学の未来」をテーマに、石井美保 人文科学研究所准教授が「科学の詩学にむけて」、西山慶彦 経済研究所教授が「計量経済学とEBPM」、広井良典 こころの未来研究センター教授が「人口減少社会のデザイン」と題した講演を行いました。講演後、河合俊雄 こころの未来研究センター長の司会進行により、参加者からの疑問や質問を加えながら、講演者によるディスカッションが行われ、参加者は終始熱心に耳を傾けていました。

左から、開会挨拶する時任基盤長、来賓挨拶する湊理事、乾杯の発声をする東島監事、閉会挨拶する小柳研究所長(記念式典)

集合写真(記念式典)

左から、司会の河合センター長、講演する石井准教授、西山教授、広井教授(特別講演会)

特別講演会の様子

ディスカッションの様子