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防災研究所は、キャンパスプラザ京都(京都市下京区)にて、京都大学防災研究所公開講座(第28回)を開催しました。会場での受講者は111名、Ustream配信での視聴者は369名にのぼりました。
今回の公開講座は、今年7月に発生した九州北部の豪雨災害についての最新情報なども盛り込んだ内容となっており、(1)「西南日本のひずみ集中帯と内陸地震」(西村卓也 防災研究所准教授)、(2)「多様な形態をとった熊本地震での土砂災害」(宮田秀介 同助教)、(3)「近年の地震における地盤の液状化災害」(渦岡良介 同教授)、(4)「洪水予測の先端技術とリアルタイム浸水ハザードマッピング」(佐山敬洋 同准教授)、以上4つの講演を行いました。公演後にはフロアからの質問を受けての総合討論を行いました。
本講座は、内陸地震の発生、地震に伴う土砂災害や液状化災害、洪水災害を取り上げることで、参加者の皆さんにこれらの災害を知り、備えるための方法等を最新の研究成果をもとに分かりやすく説明するとともに、本研究所の活動についても広く知ってもらうという点でも大きな意義がありました。今後は、京都以外の地域での開催についても引き続き企画する予定です。
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