研究成果

赤ちゃんも上に立っている者が優位と判断することを解明 -前言語期の乳児が空間的上下と社会的上下を結びつける-


2019年10月10日


     孟憲巍 教育学研究科・日本学術振興会外国人特別研究員(現・同志社大学特任助教)、森口佑介 教育学研究科准教授、橋彌和秀 九州大学准教授らの研究グループは、まだ言葉の話せない1歳の赤ちゃんが、高い場所に立つ者が低い場所に立つ者に負ける場面を見ると驚くような行動を示す実験結果から、乳児が空間的に上にいる者が社会的に優位であることを期待することを明らかにしました。

     本研究成果は、優位性関係と空間的位置の結びつきが発達(人生)の初期に見られることと、特定の語彙や社会的経験に依存しない可能性を示唆します。

     本研究成果は、2019年10月9日に、国際学術誌「Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences」のオンライン版に掲載されました。

    図:本研究のイメージ図

    詳しい研究内容について

    書誌情報

    【DOI】https://doi.org/10.1098/rspb.2019.1674

    Xianwei Meng, Yo Nakawake, Hiroshi Nitta, Kazuhide Hashiya and Yusuke Moriguchi (2019). Space and rank: infants expect agents in higher position to be socially dominant. Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences, 286.

    • 中日新聞(11月5日 25面)に掲載されました。

    赤ちゃんも上に立っている者が優位と判断することを解明 -前言語期の乳児が空間的上下と社会的上下を結びつける-
    現在の画像 JPEG image — 195 KB

    No