研究成果

日本の飼育チンパンジーの平均寿命を算出


2019年10月08日


     クリスティン・ハーバーキャンプ 野生動物研究センター博士課程学生、平田聡 同教授、綿貫宏史朗 霊長類研究所特定研究員(研究当時)、友永雅己 同教授、松沢哲郎 高等研究院特別教授の研究グループは、日本国内に飼育されているチンパンジーの平均寿命を算出しました。

     記録されているすべての個体に基づいて算出した平均寿命は28.3歳でした。1歳まで生存した個体の寿命は平均34.6歳、大人である12歳まで生存した個体の寿命は40.4歳になることも明らかとなりました。一国に飼育されるチンパンジー全個体を対象にした大規模データに基づくチンパンジーの寿命の算出は世界でも初めてです。

     本研究成果は、2019年10月4日に、国際学術誌「Primates」のオンライン版に掲載されました。

    図:チンパンジー、レノン(男性、1970年生まれ、49歳)の敬老会(野生動物研究センター熊本サンクチュアリ)

    詳しい研究内容について

    書誌情報

    【DOI】 https://doi.org/10.1007/s10329-019-00755-8

    Kristin Havercamp, Koshiro Watanuki, Masaki Tomonaga, Tetsuro Matsuzawa and Satoshi Hirata (2019). Longevity and mortality of captive chimpanzees in Japan from 1921 to 2018. Primates.

    • 朝日新聞(10月4日 30面)、京都新聞(10月4日 25面)、産経新聞(10月4日 20面)、中日新聞(10月4日 31面)および読売新聞(10月11日 18面)に掲載されました。

    日本の飼育チンパンジーの平均寿命を算出
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