研究成果

相手の口を見る赤ちゃんほど音声を模倣することを発見 -言語発達の新たな支援法の開発にむけて-


2019年04月15日


     明和政子 教育学研究科教授、今福理博 武蔵野大学講師、鹿子木康弘 追手門学院大学准教授らの研究チームは、前言語期の6ヶ月児69名を対象に、発話者の口を見る傾向が強い乳児ほど、音声模倣を行うという新たな事実を発見しました。同時に、発話者が乳児とアイコンタクトをすると、音声模倣が促進されるという事実も明らかにしました。

     乳児は、複雑な言語環境に適応するために、音声に加えて発話者の顔に含まれる多様な情報を効果的に利用しながら音声模倣を行っていきます。本研究成果は、言語発達の支援法として、乳児の顔を見つめながら発声を誇張して働きかけることがきわめて重要であることを示しています。

     本研究成果は、2019年4月13日に、国際学術誌「Developmental Science」のオンライン版に掲載されました。

    図:本研究のイメージ図

    詳しい研究内容について

    書誌情報

    【DOI】 https://doi.org/10.1111/desc.12825 

    Masahiro Imafuku, Yasuhiro Kanakogi, David Butler, Masako Myowa (2019). Demystifying infant vocal imitation: The roles of mouth looking and speaker’s gaze. Developmental Science:e12825.


    相手の口を見る赤ちゃんほど音声を模倣することを発見 -言語発達の新たな支援法の開発にむけて-
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