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本学が提案した構成的ヒト生物学研究拠点(ASHBi)が世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択されました。(2018年10月9日)


2018年10月10日

  • トピックス 大学の動き


     本学が提案した構成的ヒト生物学研究拠点(ASHBi:Institute for Advanced Synthesis of Human Biology)が、平成30年度世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI:World Premier International Research Center Initiative※)に新規採択されました。  

     ASHBiでは、多分野(生命・数理・人文科学)を融合することで、ヒトの設計原理とその破綻による病態発症機構を究明する新しい研究領域 “構成的ヒト生物学” を創成し、ヒト社会の健全で着実な進歩を支える礎を築きたいと考えています。 ASHBiは、本学では平成19年度に採択された物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)に続く2番目のWPI拠点となります。

    ※世界トップレベルの研究拠点を、従来の発想にとらわれることなく構築し、世界の頭脳が集い、優れた研究成果を生み出すとともに、優秀な人材を育む「場」を我が国に作っていくために、平成19年度から文部科学省の事業として開始された。高いレベルの研究者を中核とした世界トップレベルの研究拠点の形成を目指す構想に対して政府が集中的な支援を行うことにより、システム改革の導入等の自主的な取り組みを促し、世界から第一線の研究者が集まる、優れた研究環境と高い研究水準を誇る「目に見える拠点」の形成を目指す。

    ASHBiの構想概要

    拠点構想名

    構成的ヒト生物学研究拠点

    拠点長候補者

    斎藤 通紀

    拠点構想の概要

     ヒトの設計原理の解明は、生命科学における根源的な課題であり、医学の発展と社会の福祉に直結する。これまで汎用されてきたモデル生物から得られた知見は、ヒトとの種差が主な原因となり、ヒト(例えば医療)への応用が困難なことが多く、「生物としてのヒト」をより直接理解することは焦眉の課題である。
     構成的ヒト生物学研究拠点は、多分野(生命・数理・人文科学)を融合した学際的な方法論を駆使し、ヒトの設計原理とその破綻による病態発症機構を究明する新しい研究領域 “構成的ヒト生物学” を創成する。具体的には、ヒト及びマカクザルを中心とする非ヒト科霊長類を主な研究対象とし、ヒト生物学基幹領域の集学的な研究を基盤に、「多階層ゲノム情報の新規数理解析による種差表出原理の解明」、「遺伝子改変カニクイザルによる難病モデルの確立」、「鍵となるヒト細胞・組織の再構成系の確立」、「ヒト生物学研究における新しい生命倫理・哲学の創成」を実現する。  
     構成的ヒト生物学は、ヒトの本質を明示するとともに、難病を含む様々な病態の発症機序を解明・その治療法を開発する基盤を提示し、ヒト社会の健全で着実な進歩を支える礎となる。

    関連資料



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