「京都大学アカデミックデイ2016」を開催しました。(2016年9月18日)

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百周年時計台記念館で「京都大学アカデミックデイ2016」を開催しました。第6回目となる2016年は、大学院生を含む研究者195人が57組の研究プロジェクトを発表したほか、近隣の高校から4組が出展しました。台風が近づくあいにくの天候にも関わらず、来場者は420人に上りました。

「京都大学アカデミックデイ」は、市民や研究者、文系、理系を問わず、誰もが学問の楽しさ・魅力に気付くことができる「対話」の場となることを目的として、「国民との科学・技術対話」事業の一環として実施しています。本学の研究者が来場者と直接対話することで、研究活動を分かりやすく説明するとともに、本学における研究活動に国民の声を反映させることを目指しています。

企画のデザインや運営は学術研究支援室(KURA)と研究推進部研究推進課、「国民との科学・技術対話」ワーキンググループが協働し、対話が促進されるプログラム四つを用意しました。さまざまな分野の研究に触れられるポスター展示の「研究者と立ち話」、研究者とじっくり対話できる「ちゃぶ台囲んで膝詰め対話」、テーマに沿って研究者と来場者が議論する「お茶を片手に座談会」、そして参加研究者のお勧め図書を紹介する「研究者の本棚」です。会場のあちこちで、研究者と来場者の対話が生まれました。また、会場内には、「対話マラソンのための給水ポイント」を設置し、飲み物を提供しました。

また、来場者にはアンケートをお願いしました。寄せられた回答の中から、企画や出展に関するご意見やコメントを出展者にフィードバックすることで、今後の対話活動をさらに発展させていきます。

会場の様子

研究者と立ち話の様子

お茶を片手に座談会の様子

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