図書館機構講演会「オープンサイエンス時代の大学図書館 -これから求められる人材とは-」

開催日
2019年02月13日 水曜日
時間
13時15分~17時00分
要申し込み
要申し込み
公開日
 2018年6月15日に閣議決定された「統合イノベーション戦略」では、オープンサイエンスのためのデータ基盤の整備の目標として、研究データの管理・利活用の方針・計画の策定、機関リポジトリを活用した公開、人材の育成等を掲げています。文部科学省や内閣府の審議会等やG7科学大臣会合等の世界動向においても、「オープンサイエンス」は必須のキーワードとなっており、大学図書館を取り巻く学術世界は、今まさにオープンサイエンス時代に入ろうとしています。

 この時代状況において、大学図書館には、従来の機関リポジトリに新たな機能を付加し、その機能を十全に実現する研究支援能力をもつ職員を育成することが強く期待されています。こうした期待に応えるものとして、国立大学図書館協会では「ビジョン2020」において、職員の資質向上により、学術情報流通環境の変化の中で国立大学図書館に期待される新たな機能を実現することを目標としています。このため、オープンサイエンス時代を切り開いていく大学図書館の機能と人材像を明確にすることを目指して講演会を開催します。

 本講演会では、(1)オープンサイエンスを巡る政策動向と求められる大学図書館機能への展望、(2)研究データのオープン化に向けた研究者の取り組みと図書館職員への期待、(3)大学図書館におけるオープンサイエンスの支援事例に関する講演を柱として、情報共有と意見交換を行います。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
附属図書館3階 ライブラリホール
本部・西部構内マップ[18]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
対象
  • 企業・研究者の方
  • 一般・地域の方
大学図書館職員および本講演テーマに関心のある方
(一般の方も参加いただけます。)
定員
80名
参加費
無料
※ 交流会に参加される場合は、別途3,500円(予定)の参加費が必要です。

イベント内容

プログラム

12時45分 開場・受付開始
13時15分~13時20分 開会挨拶
引原 隆士 京都大学図書館機構長・教授
13時20分~14時30分 講演1 「オープンサイエンス時代の大学図書館員:教育、研究のパートナーになるために」
竹内 比呂也 千葉大学附属図書館長/アカデミック・リンク・センター長
14時30分~14時40分 休憩
14時40分~15時40分 講演2 「アカデミックデータマネジメント環境での図書館員の役割」
梶田 将司 京都大学情報環境機構教授/アカデミックデータ・イノベーションユニット長)
15時40分~16時10分 講演3 「大学図書館によるオープンサイエンス支援:国内事例を作る」
山中 節子 京都大学附属図書館学術支援課長
16時10分~16時20分 休憩
16時20分~17時00分 パネルディスカッション
モデレータ: 松井 啓之 京都大学図書館機構副機構長・教授
17時00分 閉会
17時30分~19時00分 交流会(参加任意)
場所: カフェレストラン カンフォーラ(京都大学正門横)
当日の講演記録について、映像は京都大学OCWにて、資料は京都大学学術情報リポジトリKURENAIで保存・公開の予定です。

申し込み

申し込み方法
以下Webサイトの申し込み用Webフォームにアクセスし、必要事項を記入の上、お申し込みください。
https://goo.gl/forms/krANef2OuAUHLNsf2
申し込み締切日

備考

主催:
国立大学図書館協会近畿地区協会(平成30年度国立大学図書館協会近畿地区助成事業)/主担当: 京都大学図書館機構
協賛:
大学図書館近畿イニシアティブ
お問い合わせ
京都大学附属図書館図書館企画課
E-mail: kenshu-uke660kulib*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)