京都シンポジウム2016 in 京大(第2回KURRN国際シンポジウム)「リスク研究のあり方を探る -政策に活かす視点から」

開催日
2016年08月31日 水曜日
時間
13時00分~17時00分
要申し込み
不要
公開日
 国際リスク研究学会元会長のOrtwin Renn シュトゥットガルト大学教授を本学にお招きして、シンポジウムを開催します。

 人の肉体的あるいは精神的健康へ影響を及ぼすさまざまなリスク、社会システムや生態系の損傷や崩壊につながるさまざまなリスクに対して最良の政策判断がなされるよう、リスクの科学的評価とリスクコミュニケーションを通した関係者の意見交換の結果を政策判断に活かすことが必要とされています。リスク研究は、人々の幸福に役立つ実学としての性格をより強めるべき時代に入ったのではないか。本シンポジウムでは、このような視点からこれからのリスク研究のあり方を探りたいと考えています。

 あわせて、幅広い分野の若手から中堅の研究者に登壇を求め、リスク研究の連携・融合を目指します。学内外の多くの方々と議論を深める場としてみませんか。

 皆さんの参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
百周年時計台記念館 国際交流ホール I、II
本部・西部構内マップ[3]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
対象
  • 企業・研究者の方
  • 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。
定員
100名

イベント内容

プログラム

司会進行: 楠見孝(京都大学教育学研究科教授)、米田稔(京都大学工学研究科教授・KURRN世話役)

日英の同時通訳がつきます。

開会挨拶

稲葉カヨ(京都大学理事・副学長)

基調講演

「EU、ドイツにおけるリスク科学者の政策への関与」
Ortwin Renn(Scientific Director at the Institute for Advanced Sustainability Studies (IASS)、シュトゥットガルト大学Affiliate Professor/国際リスク研究学会元会長)

報告

  1. 「文化心理学研究から見た日本のリスク認知」
    内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター准教授)
  2. 「市民のリスクリテラシー向上に寄与できるか -2段階双方向リスクコミュニケーションの有効性」
    鬼頭弥生(京都大学農学研究科研究員)
  3. 「個人毎に異なる基準値は受け入れられるか」(仮)
    島田洋子(京都大学工学研究科准教授)
  4. 「廃棄物行政におけるリスクコミュニケーション」(仮)
    浅利美鈴(京都大学地球環境学堂准教授)
  5. 「防災から減災へ -想定外リスクとの付き合い方」
    大西正光(京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授)
  6. 「医療におけるリスクコミュニケーションと共有意志決定」
    北澤京子(京都大学医学研究科博士課程、京都薬科大学客員教授)
  7. 「京都大学におけるリスク研究のこれから -リスク管理から、政策貢献へ」(仮)
    松井康人(京都大学環境安全保健機構准教授)

ディスカッション

全参加者

閉会挨拶

新山陽子(京都大学農学研究科教授・日本リスク研究学会前会長)

申し込み

申し込み方法
メールでお申し込みください。
お名前・所属を記入し、件名に「シンポジウム参加申込み」と明記のうえ、以下の申し込み先アドレスにお送りください。
申し込み先
京都大学リスクリサーチネットワーク事務局
E-mail: kyotou.rrn*gmail.com (*を@に変えてください)
※ 参加申し込みがなくても参加いただけますが、準備の都合上できるだけ事前に参加申し込みをお願いします。
申し込み締切日
定員に達し次第締め切ります。

備考

主催
京都大学リスクリサーチネットワーク(KURRN)、日本リスク研究学会
お問い合わせ
京都大学リスクリサーチネットワーク(KURRN)事務局
E-mail: kyotou.rrn*gmail.com (*を@に変えてください)