【オンライン開催のみ】第2回 ラーニングアナリティクスによるエビデンスに基づく教育に関するシンポジウム

開催日
2020年03月15日 日曜日
時間
13時00分~17時30分
開催地
要申し込み
不要
公開日
新型コロナウイルスの現況を踏まえ、オンライン開催に変更となりました。それに伴い、詳細等を変更しました。詳しくは、第2回 ラーニングアナリティクスによるエビデンスに基づく教育に関するシンポジウム」をご確認ください。(2020年3月9日)

 教育・学習活動に関するデータを有効活用して、エビデンスに基づく教育、およびそのデータを活用した研究を推進していくことは、人材の育成にとって最優先の重要な課題です。また、教育・学習活動に関するデータは個別の教育機関での利活用だけではなく、全国的にも利活用できる仕組みを作ることが、教育政策を議論する上で欠かせないものとなっています。

 そこで、(1)教育・学習関連データの収集、利活用に関する国内外の現状把握と問題点の整理、(2)教育・学習関連データとして収集するデータの種類とそのデータが教育効果測定に果たす役割の整理、(3)全国レベルでデータを収集する上でのデータの標準化等に係る問題の整理に関して議論を進めるために、日本学術会議により心理学・教育学委員会と情報学委員会合同で教育データ利活用分科会が設立されました。

 本シンポジウムでは、教育データの収集と分析(ラーニングアナリティクス)に関する政策関係者ならびに研究者を招き、教育データの利活用とエビデンスに基づく教育の実現について議論します。皆さまのご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • その他の地域
オンライン開催のみとなりました。
以下のURLよりご視聴ください。

https://youtu.be/SI9UCeDyn5s 
※なお、状況によってはスライドの文字が見えにくい、音声が聞き取りにくいなど不具合が生じる場合がありますので、予めご了承ください。
対象
  • 企業・研究者の方
  • 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。
参加費
無料

イベント内容

プログラム

時間

12時30分

開場

13時00分

開会の挨拶・趣旨説明
緒方 広明(京都大学学術情報メディアセンター教授[日本学術会議連携会員])

13時15分 基調講演
美濃 導彦(国立研究開発法人理化学研究所理事・情報学委員会 教育データ利活用分科会委員長[日本学術会議第三部会会員])
「教育データの利活用に向けた提言について」
13時45分 基調講演

柴田 寛文(経済産業省 商務・サービスグループ サービス政策課 課長補佐(総括)) ※講演者 を変更しました

「未来の教室と教育データの利活用」
14時15分 基調講演
桐生 崇(文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課学びの先端技術活用推進室長)
「新時代の学びを支える先端技術と教育データの活用」
14時45分 休憩
15時00分

事例紹介(各10分)

  • 楠見 孝(京都大学教育学研究科教授[日本学術会議連携会員])
  • 「スーパーグローバルハイスクールにおける質問紙と学力データを用いた効果測定」
  • 松下 佳代(京都大学高等教育研究開発推進センター教授[日本学術会議第一部会会員])
    「学びの履歴を可視化する -e-Portfolioを用いた実践-」
  • 菅原 ますみ(お茶の水女子大学基幹研究院教授[日本学術会議連携会員])
    「0歳からの長期的な発達追跡調査の事例報告」
  • 浜野 隆(お茶の水女子大学基幹研究院教授)
    「全国学力・学習状況調査における保護者データの活用」
  • 佐々木 圭(京都市教育委員会 事務局担当係長)
    「未来型教育の京都モデル実証事業の取り組み」
  • 黒宮 寛之(京都大学 情報学研究科 博士課程) ※登壇者 を変更しました
    「SIPプロジェクトにおける学習データ利活用の取り組み-西京高校・中学の事例」
16時00分

パネル討論(テーマ・教育データの利活用の将来について考える)(各10分)
※登壇順を変更しました
パネリスト

  • 前田 香織(広島市立大学情報科学研究科教授[日本学術会議連携会員])
    「広島市におけるSINET接続による教育連携の枠組み」
  • 柴山 悦哉(東京大学情報基盤センター教授[日本学術会議第三部会会員])
    「教育データの責任ある利用」
  • 谷口 倫一郎(九州大学システム情報科学研究院教授[日本学術会議第三部会会員])
    「農業教育におけるラーニングアナリティクスの利用の可能性」
  • 宮地 充子(大阪大学工学研究科教授[日本学術会議第三部会会員])
  • 「プライバシーを保護した教育データ解析の可能性」
  • 松嶋 敏泰(早稲田大学データ科学総合研究教育センター所長・基幹理工学部教授)
    「早稲田大学におけるデータ科学研究教育の取り組みとデータ活用プラットホーム」
  • 緒方 広明(京都大学学術情報メディアセンター教授[日本学術会議連携会員])
    「教育データの利活用のための情報基盤システムの枠組み」
17時30分 閉会

※やむを得ずプログラム・講演者が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

申し込み

申し込み方法
不要

備考


主催:
日本学術会議 心理学・教育学委員会・情報学委員会合同 教育データ利活用分科会
共催:
日本学術振興協会
科学研究費補助金 基盤研究(S)「教育ビッグデータを用いた教育・学習支援のためのクラウド情報基盤の研究」
京都大学学術情報メディアセンター
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター
早稲田大学大学総合研究センター
早稲田大学データ科学総合研究教育センター
お問い合わせ
学術情報メディアセンター 緒方研究室
E-mail: contact*let.media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
Tel: 075-753-9052