学術情報メディアセンターセミナー「第三次AIブームの虚と実」

開催日
2017年04月25日 火曜日
時間
16時30分~18時30分
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 最近、第三次AIブームが到来しています。ゲーム、自動運転、金融、医療、教育などさまざまな分野でAIが導入されつつあります。ビッグデータやIoTとも相性が良く、人間を支援するという意味で非常に期待されています。一方、シンギュラリティでは人工知能の脅威も議論されています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、元木剛 日本アイ・ビー・エム株式会社ワトソン事業部ワトソンソリューション担当理事、松原仁 公立はこだて未来大学副理事長をお招きし、このAIブームをどのように捉えているのかをご講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
対象
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

16時30分~17時30分

講演者

元木 剛(日本アイ・ビー・エム株式会社ワトソン事業部 ワトソンソリューション担当理事)

講演題目

IBM Watsonの現在 - 実用化への取り組みと課題、今後の方向性

講演概要

IBM Watsonはクイズチャンピオンと対戦し勝利した新しいコンピューター・システムで、医療・金融・公共サービスなど様々な分野で実用化されています。本講演ではその実用化事例を紹介し、今後の方向性について討議します。

17時30分~18時30分

講演者

松原 仁(公立はこだて未来大学副理事長)

講演題目

将棋と囲碁の例から人工知能を考える

講演概要

最近の将棋と囲碁のプログラムの進歩は目覚ましく、どちらのゲームも事実上人間のトップの実力を越えつつあります。そこで何が起きつつあるかを学ぶことは、今後さまざまな分野でコンピュータの能力が人間に追いつき追い越そうとするときにどうすればいいかの参考になると思われます。

備考

お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
お問い合わせ
学術情報メディアセンター 斉藤康己/永井靖浩
Tel: 075-753-7419/7437
E-mail:
saitou.yasuki.5x*kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
nagai.yasuhiro.6a*kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)